テストステ論

京大卒の高テス協会会長がテストステロンに関する情報をお届けします

野口整理法とLRU

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

フリーランスになってたぶん誰もが思うことは、書類管理どないしよかである。労働環境をクリーンに保つことは、仕事に集中するために極めて重要なことである。

書類整理の方法として有名なものに、野口整理法というのがある。これは、

  1. 書類は"まとまりごとに"封筒に入れる。
  2. 新しい書類は左に入れる。
  3. 右端に達したら保管するか棄てるか決める

という方法である。これは明らかにLRUである。

しかし、この整理法には「まとまり」をどう決めるのかという曖昧な点が残る。しかし、よく考えればこれは問題ではない。以下のようにすればOK。

  1. 参照されたタイミングが同じ2つの封筒は、凝集度が高い"可能性"があるので、1つの封筒にまとめる。
  2. ある封筒を参照した時、その封筒の一部しか参照しないならば、凝集度が低い"可能性"があるので、2つの封筒に分割する。

ここで、「可能性」という曖昧な判断基準があるが、「しないよりする方が良いだろうからする」という判断が正しく、結果として機械的に実行することが出来る。(原理的にはモンティ・パイソン問題と同じ)

ということまでは気づいたのだが、ダリューン。雑務がダリューン

(追記)

野口整理法は、そのアルゴリズム自体が優れているだけでなく、整理することの心的敷居を下げる効果もある。

なぜ書類が積み重なってしまうか?というと、それをどう整理すれば良いか分からないからである。野口整理法によると、ある書類を入力とした時、

  • その書類に適した封筒があるか
  • あるいはないか

の2通りしかあり得ない(もしこれが否定されるならば、野口整理法は成り立たないから。封筒のルックアップが出来ないから書類の全走査になってしまう)。従って、その入力に対するアクションは一意に決まる。従って、全書類を機械的に整理することが可能となる.