テストステ論

京大卒の高テス協会会長がテストステロンに関する情報をお届けします

スクワットでも手は添えるだけ

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スクワットのバーベルを手で支えられるわけがない

初心者が勘違いしやすいことの1つに、スクワットではバーベルは手で支えるというものがある。

しかし考えてもみてほしい。あなたが使ってるのは60キロやそこらのゴミだから手で支えることも出来るかも知れないが、世の中には300キロのスクワットをしてる人もいる。手で支えられるわけがないだろ。300キロのバーベルなんて、1mmだって持ち上げることは出来ない。その1/3の100kgだってバックスクワットをする時の手の持ち方ではまず無理だ。

バランスがすべて

じゃあスクワットではバーベルをどうやって支えるのか。答えはバランスだ。バーベルを肩に乗せて安定させることが出来なければ、高重量のスクワットは出来ない。おれが今日やったスクワットは185kgだが、この重量だってバーベルが少しでも不安定になればもうどうやっても制御出来ない。もし肩から少しでも落ちてしまったら、何の抵抗も出来ずにバーベルは落下する。だから、自分の身体のコントロールが大変重要なのだ。スクワットは本当に奥が深い。おれが一番好きな種目だ。

ノーハンドスクワット

スクワットの分野としてノーハンドスクワットというのがある。まぁ動画をみればわかる。

youtu.be

文字通り、スクワットをする時に手を使っていない。究極的にいえばこれでもスクワットは出来るのだ。バーベルを肩の正しい位置に乗せ(首に乗せるなよ!!!一瞬でヘルニアになる)、バランスを保てばそのまましゃがんで立ち上がれる。

しかし、このスクワットはオススメしない。実際に彼らもマックスの重量よりは軽い重量を使っているはずだ。よりシビアになれば、手を使わなければ危険だし、すべてのスクワット競技者は手を使っている。

では手は何のために使うのか?それはバーベルを地面垂直方向(つまり重力方向)に持ち上げるためではなく、水平方向のローリングをなくすためだ。高重量のバーベルを垂直方向に押すことは不可能だし全く無意味だが(力学的にも無意味なことは自明)、水平方向のローリングを微調整してバーベルが常に肩にまっすぐ乗るようにすることは可能だ。手はこのために使う。

だから、手はバーベルを握る必要はない。というか握ると却って、バーベルを上に持ち上げようとする意志を持ってしまったり、変な力が入ってしまうから、手はパーに開き、バーベルに添えるだけに留めることをオススメする。もしかしたらあなたはジムでトレーナーをつけていたりすると、そのトレーナーが危険だからきちんとバーベルを握りなさいとか言ってくるかも知れないが、その時は京大卒のおれの言葉を信じなさい。

Max Aitaのストラップ使用スクワット

手は垂直方向にバーベルを押し上げるためではないということの証拠に、Max Aitaという有名なスクワッターはストラップを使ったスクワットをしている。このストラップは明らかに、垂直方向にバーベルを押し上げていない。ただ、左右のバランスを整えて、バーベルが肩の上でまっすぐ安定するように保つのみである。

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