テストステ論

高テス協会会長がテストステロンに関する情報をお届けします。

Overwatch: リニアランプとマウサー

http://gaigai3.com/2017/04/28/post-9951/gaigai3.com

今日出たパッチで新しいエイムモードとしてリニアランプ、そしてエイムスムージングというパラメータが追加された。

リニアランプについて

このパッチ以前には指数ランプモードとデュアルゾーンモードがあった。今回のリニアランプというのは指数ランプのよりシンプルなバージョンだと思えばよい。そもそもRampというのは「増加する」という意味である。つまり指数ランプというのは、スティックの傾きに対して外に倒すほど指数的に速さが増すというもので、これに対してリニアランプというのは傾きに比例して速度が増すということ。

ここからはマウサーにとっての話となる。この2つのうちどちらがマウスにとって都合が良いかというと、直感的にはリニアランプである。実際、上にリンクしたページでも

リニアランプ:指数ランプ、デュアルゾーンに続く第3の設定。細かい動きで照準を大きく動かせるので振り向きやすい。パッド向けというより。。

と書かれているし、海外の掲示板でもマウスを使うならリニアランプにした方が良くなるはずと予想している人もいて、マウサー優遇と考えている人も多い。

しかし実際にやってみたところ、XIM4でリニアランプを使うとエイムがカクカクして使い物にならなかった。(4/28現在) また、マウスを早く動かした時に視点が早く動かなかった。

おそらくだがこれがXIM4が、「マウスの速度」と「動かしている時間」をスティックの「傾き」に変換する時に、指数ランプ向けの計算をしているためにリニアランプを使うと都合が悪いからだと考えられる。これはその変換がどう行われているかを考えれば分かる。

これはあくまでおれの想像だが、XIM4は「マウスの速度」に応じて何らかの計算か表を使い、それが線形になるように修正しているのだと思う。これは、指数ランプの名前のとおり、スティックの傾きxに対して振り向く速度yがy=axと仮定すると、x=log yだから、マウスの速度と振り向く速度を比例させたいのであれば、logをとるということになる。リニアランプにしたらマウスを早く動かしても視点が早く動かなかったというのは、マウスの速度に対してlogをとってしまうため、リニアランプにとっては傾きが小さすぎるからだと考えられる。

結論1: 4/28現在ではリニアランプはマウサーにとってよくない

ここまでが理論。しかし実際には、このaの値というのはXIM4メーカーにとって明らかにunknownだし、上に仮定したような綺麗な関係があるとも限らない。これに対しておそらく、XIM4のメーカーは実験によってパラメータを同定するなり、なんらかのアドホックな表を作るなりして実装しているのだと思う。

これがリニアランプを前提とするとどうなるか?XIM4が行うべきことはよりシンプルになる。これによってXIM4を使ったマウサーにとって、振り向きの速さはより正確なものとなるというわけである。(複雑な計算をすれば誤差が出るから) これについてはXIM4のアップデートに期待したい。リニアランプはおそらくXIM4メーカーにとっても歓迎するものであるし、そう遠くない未来にアップデートが出るのではないかと予想する。

結論2: 今後のXIM4アップデートによってマウサーがさらに有利になる可能性はある

エイムスムージングについて

ついでだから、エイムスムージングについても話しておく。結論をいうとマウサーはこれを0にした方がいい。

結論3: マウサーはエイムスムージングを0にしろ

マウサーにとってエイムアシストは害でもある。マウスの移動距離に応じて視点を移動させたいのに、敵に引っかかってしまうと、マウスの良さが最大限には活かせない。また、エイムアシストを高めると標的の横らへんで減速するため、そこから微調整をしなければいけないということである。これによって、真ん中の一番上を狙わなければいけないヘッドショットの割合も減ってしまうことになる。ではエイムアシストを切ればよいかというと、実際にはそううまくはいかない。おそらく、XIM4が行っているエミュレーションの粗い部分をエイムアシストで吸収しているような意味があり、これを切るとエイムがかなり悪くなる。マウサーにとってもエイムアシストは高くした方がいいのだ。おれは100に設定している。

エイムスムージングを0にすると何が起こるかというと、一度エイムを合わせたあとの追いエイムにはエイムアシストがちゃんと効くし、ヘッドにも当てやすくなる。つまり、エイムスムージングを0にすることによってマウスはより強くなるのだ。これはソルジャーのようなキャラを使ってみれば分かると思う。