テストステ論

高テス協会会長がテストステロンに関する情報をお届けします。

KUNの講演会に行ってきました

akiradeveloper.hatenadiary.com

で言ってたとおり、KUNの講演会に言ってきました。スパチャ入れたかったけど箱が見つからなくて無理でした。FUCK

さて、講演の内容ですが、KUNが動画で言ってることの総集編みたいな感じでした。日本のプロゲーマーに限って話をした上で,

  • プロゲーマーは稼げない: ハイリスクローリターン。トップレベルでも600万円とかそんなもん。給与は高卒初任給程度では足りない。自分の場合は完全に0だった
    • 稼げない上にその後の保証もない。死にはしないがそれだけ
    • プロゲーマーを目指すにしても、今の日本のプロゲーマーは「ボールを投げたらたまたま当たった」という人ばかり。きちんと狙おう
  • プロゲーマーを資格としてセルアウトしよう
    • 一回優勝すればいい: 「一番になったことがある」と書けることが大切。優勝しなくてもプロゲーマーとして活動してなくてもファンがいることが大切。好例はシージの父の背中
    • プロゲーマーになるためには、なれるゲームを選ぼう。市場の小さいゲームではそもそも大会もないし確率が低い
    • 配信者として、スキルを見せるという視点ではなく、自分自身を売ろう。Who are youに答えられないといけない。特定のゲームにこだわるのはやめよう。例えばOWにこだわるのではなくPUBGもやるとか。それらのファン層の共通項を見出してそこを広く攻めていけばいい。分析が重要
    • プロゲーマーという資格があれば案件もつきやすい

とか散々言ってきたことが繰り返されただけ。

ただ、動画で言ってないことも言っていたので会場に来れなかったキッズのために紹介する。KUNがBYCMをやっていた時、KUNが目指していたのは「勝ったらファンが喜んでくれて負けてもファンがいる」というチームだった。(まさに父の背中がそれに成功している) そのためにはファンを巻き込むことが必要だったが、今も昔もプロゲーマーというのは「強ければいい」という無骨なタイプが多く、ファンに媚びを売るという風に捉えられることが多かった。結果として、BYCMはBFの大会で何度も優勝したけど、勝つ度に思うことは「負けなくて良かった」だけだった。

おれはこれを聞いた時、武井壮に似てるなと思った。武井壮も大学時代に陸上の十種競技で日本一になったけど、世間の自分に対する認知度は変わらず、お金も入って来なかった。それから武井壮は、「観客の少ないスポーツは意味ない」という考え方にいたり、今では武井壮という人間自体が好きな人が彼がスポーツしているのを応援するという形になっている。実際彼の100mは11秒ちょっとでこれは中学生でも日本一になれないレベルなんだけど、彼自身が数%の視聴率を持っているし、これははじめしゃちょーやヒカキン以上の影響力があるということになる。結果として年に億単位の収入もある。彼より頭の良い人間、彼より競技能力がある人間はたくさんいるけど、そいつらのほとんどより社会的な影響力と経済力がある。

おれはこの考え方は、KUNが大学に行き、一般企業で勤めた経験があるから得られたものと思っている。実はこの考え方はプロゲーマーのような特殊な世界では否定する人も多いかも知れないが、一般社会では当たり前で、「なぜ会社はあなたにxxx万円を払うと思いますか」「あなたの価値はなんですか」というのは常に問われ続ける。それは昨今、転職が活発になってきたという背景もあり、より問われるようになってきた。エンジニアの世界では、確かに能力によって給与に差は出るけれども、その人が身を置く分野によっても差が大きくつく。儲かっていて金回りの良い分野では給与は高いし、いくらコアな技術に詳しくてその分野では一流であったとしても、その分野自体に市場価値が小さければ給与は低いままだったりする。この、市場と自分の価値(Who are youに相当)を意識するというのは、一般社会では当たり前の行われていることだ。KUNも、会社で働いていく中で、こういうお金に対する感覚を養ったのではないかと思う。

だからおれは、KUNにこそ、キッズに対して「大学に行け。就職しろ」と言ってあげた方が良いと思った。会場にはプロゲーマーになりたいKUNキッズがたくさんいたが、正直なところ、馬鹿そうなやつらばかりだった。馬鹿では何も一流にもなれない。陸上選手はただ走るのが速いだけと思うかも知れないが、彼らは理論的に走り方を理解して、それを理論的にトレーニングしている。馬鹿ではそれが出来ないから大したことは出来ない。では馬鹿はどうすればいいかというと、教育を受けるしかない。KUNは動画では「大学の暇な学科に行ってそれで本気でゲームをやってそれでもプロゲーマーになれないなら才能がないから諦めるというのが良い」と言ってるけど、どうして講演会という印象が強く残る場でそれを言ってあげなかったのか。キッズが不憫すぎる。

この考えから、おれは常々言ってるとおり、KUNがりゅうにゃんと一緒に動画に出ることには反対なのだ。りゅうにゃんというのは、ロクに歯も磨かない風呂も入らない、ただエイムが良いということになってるだけの中卒(高校は中退したため)なのだが、FPSのために人生を賭けてしまっていたり、明らかに真似してはならない例なので、それを広めるべきではないと思うからだ。りゅうにゃんに関してはすでに購読者も2万人以上いて再生数も一本3000くらいはとれてるからまだマシだが、それはKUNと一緒にBFをやれたことが運が良かっただけで、再現性に乏しい。もしKUNが本当に日本のeスポーツのことを考えているならば、手を切るべきだ。おれは意志表示として、りゅうにゃんが出演しているKUN動画は一切見ないことにしている。もちろんりゅうにゃんの動画も見ていない。

他のキッズが講演を聞いてどう感じたかは分からないが、おれはこういう感想を持った。繰り返しになるがスパチャを入れたかったのに箱が消えており、入れることが出来なかった。運営のgdgd感に低評価を押しておく。