この一年で世の中は大きく変わった。 AIがめちゃくちゃに発達し、 多くのことを実用レベルでこなせるようになった。 特に、ソフトウェアエンジニアリングのギュに関しては目覚ましい。
AIの学習においては何が正解かを知れることが大きなアドバンテージになり、 プログラミングにおいてはコンパイラを通すことが学習において 強力に働くからプログラミングはめちゃくちゃに伸びてるという話だと理解した。 だから、Rustなど強力なコンパイル言語が有力視されているのだろう。 以前にLeanが今後は来るという話をしたが、それは AIが生成したコードのチェックを最小化するためという意味合いだったが、 学習まで含んだ話だとは想像してなかった。 冗談で言ったつもりだが、Leanは本当に来るかも知れない。
ソフトウェアAIが発達して、 今後ソフトウェアエンジニアはどうなるかという予測については、 素直に考えてソフトウェアエンジニアは大半ギュられるという見方をする人もいれば、 ソフトウェアAIは半端であり人間がいないとだめだとかいう理由で ギュられないという見方もする人もいる。
おれは、大半ギュられると予想している。 数々のAI企業のトップが、短期間でプログラミングという仕事は消えるという予想を発表しているが、 確かにポジショントークという側面はあるものの、AIの進化も考えると、 数年後にはかなり怪しいというのがおれの予想だ。 あなたは、5年後、10年後を想像出来るだろうか?
多くの仕事がAIによってギュられると、当然、多くの人は失職することになる。 だから、ベーシックインカムなどなんらかの形で富の再分配が行われるようになるとは予想出来る。 そうでないと経済や治安が保たれないからだ。 それが、ものすごく楽観的に考えると数年後に始まってもおかしくはないが、 この時期は読めるものではない。 また、ベーシックインカムが始まって最低限の生活が保証されるようになったとしても、 なんらかの形で別途収入を得ることは生活にプラスアルファを加える上で必須となるだろう。
となると、ギュられない仕事につく必要がある。 そして、必要になってからでは遅いので、今から準備する必要がある。 果たしてそれは何だろうか?
おれは今、電気主任技術者(通称:電験)という国家資格に注目している。
なぜか。
まず当たり前だが、おれ自身が京大電気電子工学科の出身であること。 昨今、情報学科の第2志望として電電が指定されるのは、 電電の中でのコース選択に柔軟性があるからに他ならない。 当然、電電の学生は一定の共通科目を履修することになるが、 その他に何を重点的にとるかは選択性となっている。 ここで、アルゴリズム、通信、計算機といった分野をとることも可能だ。 おれもそっち側の人間だったから、電気電子に関しては最低限の学科と 電電実験と電気院の院試をこなした(研究室が電気系所属だったため)くらいだが、 それでもこの経験は電験取得においてかなり有利に働くだろう。 一回やったことを思い出すのと、全くゼロから挑戦するのとでは大差があるからだ。
そして次がより本質なのだが、 おれは今後、「電気」が世の中の中心になると予想している。 もちろんその理由はAIだ。 AIやロボットを動かす世界では今よりも電気に支配されることになり、 電気を扱う技術者の需要が高まるだろうという漠然とした予想をしている。 そしてその時、国家資格である電験はそれなりの参入障壁になるだろうし、 今現在、高齢の保有者が引退しているという問題があることも考えると、 今後、保有者の需要は高まるだろうと考えている。
また実際、古巣の日立を含め各社も、同様のビジョンを描いていると考えられる。
予定だが、まずはこの夏に3種。そして翌年に2種を狙う。 どちらも、相当の勉強量を必要とするだろうが、 有利であることは間違いないので、しっかりと勉強して一発で取り切るつもりだ。
その後だが、良い仕事があれば電気技術者としてのキャリアをスタートさせたいと思っている。 もちろん、ソフトウェア自体は一番得意なことではあるので、それを続けることも考えている(AIを使って独立する可能性もあるが)。 いずれにしろ、この両天秤で考えられるようにするためにはまずは電験をとらなければいけない。