バビロンはとんでもないクソアニメ。あまりにひどすぎて唖然とした。

オススメ度: ★☆☆☆☆

バビロンというアニメがAmazonプライムでやっていた。 ちょうどこの前終わったので、最終回まで見た感想を話したい。

このアニメの中心には自殺法というものがある。

この側面については以前に話した。

アニメ「バビロン」における自殺法の議論をまとめる

その後、このバビロンというアニメは

  1. 自殺法を受け入れる都市が世界中で現れる
  2. 自殺は悪なのか?を議論すべきだという議論が生まれる
  3. そもそも悪とは何なのか?善とは何なのか?というところまで大風呂敷を広げる

という経過を経て、話が哲学的になっていく。

舞台はアメリカに移り、 主人公の正崎善はFBI捜査官として 自殺法が広がる元凶となっている曲世愛を暗殺するために動いていた。

時のアメリカ大統領アレックスは 何ごとも考えれば答えが出るという信念を持つ通称「考える人」であり、 自殺は本当に悪いことなのかから下って、そもそも悪って何だろうか に大風呂敷を広げたのはこいつにほかならない。

結局、最終的には「良いってことは続くってことなんだ」 という謎の結論に至り、 曲世愛に洗脳されたこともあり、自殺を図る。 (結局、拳銃を「善いこと」のために使った正崎によって射殺される)

大統領を射殺した正崎に、曲世が近づき、正崎は曲世を射殺したかと思ったが、 実は曲世は生きていたという謎のラストシーンで幕を閉じる。 (最後の銃声はたぶん、正崎が射殺された音と解釈出来るが。はっきりしない。 大統領を撃った時の銃声と、曲世愛を撃った時の銃声が違うから、違う銃によるものだというくらいしか 根拠がない。 しかし、もしそうであるとすると、その後その場にいた人間は全員曲世に洗脳され、自殺してしまったのだろうか?)

何を言ってるかわからないと思うが、 おれも見ていて、結局このアニメは 「自殺法」や「善と悪」という一見超深いテーマを扱いつつ も結局、何のはっきりとした結論も出さずにただ煙に撒いて逃げただけのような ものであり、見ていた人が「時間を返せ」というのも仕方がない。

おれも、バビロンは最高のアニメだと思っていたが、 とんだ時間の無駄だったと後悔している。

自殺法の時点で相当にナイーブなテーマであるが、 それを善や悪の問題まで掘り下げようとするのであれば、 視聴者は当然そこに納得するようなストーリー展開を期待するだろうし、 このようにわけのわからない結論で煙に撒くというのは最悪のやり方だ。

そういうテーマに興味を持った中二病の人間がアニメの題材としてしまっただけであり、 最初から深く考えるつもりなどなかったと言われても仕方がない。 そもそも、いち漫画家ごときには到底扱いきれるテーマではないから、 期待する方がバカと言われても、これまた仕方がないが。

一応ラストシーンについて考察しておくと、 こんな田舎のバス停で偶然この子(正崎の息子)がほっつき歩いてるのはおかしいから、 曲世と一緒に乗ってきたか、あるいはここで待っていたかのどちらかとなる。 おれはこんなことを考えた。

まず、実は正崎の嫁は曲世であったという説を考えたが、 これはさすがに無理がある。 なので、正崎の嫁は、正崎が殺人を犯したことによるショックで自殺したか頭がおかしくなった。 すると息子は誰かに引き取られることになるが、 それがたぶん曲世であり、ラストシーンはきっと曲世の故郷である栃木なんじゃないだろうか。 だから「いい子」なのだ。ふつう、知らない子に帽子を拾われたら「ありがとう」だろう。 いい子というのは、自分の子供に使う言葉であり、きっと、 曲世と正崎の息子は今、それに近い関係になったのだと推察した。

おれも曲世愛とそんな関係になりたい。

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