日本の中量級にはフィジカルが足りない

ブライアンノーマンJrと佐々木尽の試合は、予想どおり一方的だった。 佐々木尽には一瞬も勝機はなく、ただ一方的にボコられただけだった。 途中から足取りがおかしかった上に最後は後頭部を思い切り叩きつけたので、 事故った可能性(脳出血など)もあるのではないだろうか。 実力差がありすぎて危険な試合だった。

井上尚弥なんか、きゃーきゃーされてるが本当に大したことがないんだ。 軽量級なんか、身長165センチやそこらしかないチビガリがグラサンつけてイキってるだけ。 ボクシングはライト級からが本番。 競技人口を考えた場合にも少なくともフェザー級だ。 それより軽い階級は、見る価値もない。 存在価値すらない。 事実、ボクシングの最初期には ライト級未満は存在すらしてなかった。 そこから、ホビットたちにもボクシングの場をということで、 哀れみから創設されただけだ。 軽量級のP4Pもお慰み。 軽量級を入れないと差別っぽくなるでしょ。

軽量級のボクシングって何の意味があるんだ?井上尚弥について

中量級は本当のスポーツ。 ウェルター級なら、身長175センチの本物のフィジカルエリートしか 勝負にならないんだと思う。

しかし佐々木尽はどうだろうか。 全く筋肉がなく、脂肪すら落ちてないので 明らかに適正階級ではない。フレームも小さい。 並んでみるとノーマンとは筋量で5キロくらい差があるように見えた。 腕周りも5センチ以上差があるのではないだろうか。 こうなると、攻撃力だけでもノーマンの方が上になるし、 佐々木尽のパンチが当たってもノーマンには効かなかったと思う。 フィジカルだけでもそれほど違った。 彼の適正はライトあたりではないだろうか。 その上でテクニックも全然違うので、結果を見てわかるように、 話にならなかった。

ライト級とかウェルター級とかミドル級とか、 中量級で世界をとりたいのであれば、その体格の本当のフィジカルエリート を連れてくる必要があるんだと思う。 そういう意味だと村田諒太はそうだったし、やはり強かった。 井上岳志も、世界はとれなかったがフィジカルは強かった。 亀海喜寛も、フレームが大きい上にしっかりと筋肉が乗っていた。

日本では、まともな体格がある人は他のスポーツをやってしまうことが多い。 畑山も最初は野球だったが、喧嘩してたまたまボクシングに流れ着いただけだ。 だから、175族には本当にフィジカルタレントがいないし、 海外のエリートに対してテクニック以前にフィジカル負けしてしまう。 日本が中量級で世界をとりたいと思ったら、 そもそもの話、他スポーツでも活躍出来るようなフィジカルタレントがボクシングを するようにするしかないんだと思う。 しかし残念ながら、今はそうなってない。

だが、平岡アンディには期待出来る。 平岡アンディはスーパーライトでは高身長な部類だが、しっかりとした筋肉があり、 脂肪も削ぎ落とされている。 エリートかどうかは知らないが、フィジカルはかなりのものだ。 その上技術としてもしっかりとしたものがあるので、 平岡アンディが世界をとることは十分にあると思っている。

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