チャッピーに筋トレ用ツールを作らせた

筋トレにおいて、適切な重量設定をすることはとても重要である。 重量設定に失敗すれば、望んだトレーニング効果を得ることは出来ない。

古来より、筋肥大目的では8回から10回のトレーニングがいいとされてきた。 この鉄の掟に従いベンチプレス100キロ8回が出来るようになった人が、 その重量設定で毎回限界までやっていると、 伸びなくなったり、飽きたり、あるいは怪我をしたりする。 そこで、重量を上げて回数を減らしてみたり、 逆に重量を下げて回数を増やしてみたり色々試行錯誤して、 そうやっているうちにいつの間にか強くなっていたという経験をする。

ところが、 8回から10回がいいというのは最近の研究では否定され始めており、 それどころが、筋トレは限界まで追い込む必要がそもそもないという 研究結果まで出てきた。 例えば上の例であれば、100キロ5回に減らした上(RPE7と言われる)で5セットやるとか ボリュームを稼ぐことで十分な効果が得られるとされる。 このメソッドならば限界まで追い込まないので怪我をするリスクも低く、 我々老害トレーニーにとっては特に朗報といえる。

では、別のトレーニーが120キロを4回出来るとして、 その人がこのメソッドに基づいて5回5セットをするには何キロに設定すればいいだろうか。 RM法の計算式によると120キロ4回の推定マックスが132キロとわかるので、そこから逆算すれば良いのだが、 この計算がフォン・ノイマンでない我々にとっては意外にめんどくさい。 そこで、またチャッピーにお願いしてrm-calcというプログラムを作ってもらった。

https://github.com/akiradeveloper/rm-calc

今回のAGENTS.mdは以下のとおりである。

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## プロジェクト概要

ジムでの筋力トレーニングに関するツールです。
現在のトレーニング最高重量と回数(例:100kgを5回)などを入力すると、
それが実際にxキロをn回(1,2,3,...)
を計算して出力する。

## 開発方法

- Rustで実装する
- clapを使う
- バイナリとして実装
- README.mdも更新しろ

## 仕様

### コマンド利用例

rm-calc -t bp 100 1

- t: bp (benchpress) or sq (squat)

### コマンド出力

x部分は小数点でもいい

1 100
2 95
3 92.5
4 90
...

### アルゴリズム

benchpressに関して、
推定MAX = 重量 + 重量 x 回数 / 40

squatに関して
推定MAX = 重量 + 重量 x 回数 / 33.3

という換算式がある。

これより、トレーニング重量と回数から推定MAXを計算可能だし、
回数を固定した時の重量も計算可能である。

これを使うと先ほどの120kgを4回挙げる人は110kgを5回でセットを組めばいいことが秒でわかる。

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$ cargo run -- -t bp 120 4
    Finished `dev` profile [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.02s
     Running `target/debug/rm-calc -t bp 120 4`
 1   132.00
 2   125.71
 3   122.79
 4   120.00
 5   117.33
 6   114.78
 7   112.34
 8   110.00
 9   107.76
10   105.60
11   103.53
12   101.54
13    99.62
14    97.78
15    96.00

おれはジムに行く前に今日のメニューを書いてしまう派なので、 その時にこのプログラムを使おうと思う。 みなさんもどうだろうか。

しかしチャッピーは便利だ。 日常の課題を秒で解決してくれる。 次は何を作ろうかな。 仕事を探してる。

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