中学受験と睡眠

メラトニン1mgで熟睡。毎朝5時に起きる。

では、おれが良質な睡眠をとるためにメラトニンを飲んでることを話した。 今朝も、夜8時半に寝て朝4時半に起きた。 太陽に勝つことでテストステロンを高めることが出来る。 これを基本としている。

おれは昔から眠るのが下手だ。 特に、頭が沸騰した時は全く眠ることが出来なくなる。 そうなった場合、「強制終了スイッチ」を押すことになるのだが、 最悪の場合それでも眠れず、余計に事態が悪化する。

競技プログラミングをやめた理由の一つは実はこれで、 夜にコンテストが開催されるとそもそもその時間帯はすでに眠いし、 夜11時から開催されるCFに出ると終わるのが朝の2時なので、 眠いし、眠れないしで生活が崩壊する。 こうして、自律神経の崩壊とともに精神がおかしくなっていく。 休日の午前中に開催すりゃいいのに、と常に思っている。 AtCoderは、日本国民の健康を破壊している。工作員に違いない。

中学受験は非常にハードな頭脳バトルだ。 だから中学受験生は常に頭が沸騰している。 あるいは、頭が沸騰するまでやらないと御三家には届かず 人生が終わる。

おれは小学生の時、常に頭が沸騰していた。 そのためか、よく小児喘息の発作を起こして 夜間救急に運ばれていた。 そこの小児科の先生は開成出身で、 おれが麻布志望だというとよく面倒を見てもらったものだ。

頭の沸騰は、 特に、中学受験が煮詰まってくると深刻になってきた。 中学受験は一日一日が勝負だ。 一日ダウンしてしまうと、その負債を返すためには さらに無理をしなければいけなくなる。 当然、それは無理なので、詰むことになる。 だから、一日もダウンせずに安定して勉強を続けていくことが 御三家合格のためには必要になる。 健康で、精神が安定していることは中学受験にとってはとても大切な要素で、 確かに今思い返してみると、最上位組の子たちは常に笑っていたが、 それ以下の子供たちは頭をかき毟りながら何かに追われていた。 ストレスからか、アトピー性皮膚炎の子も多かった。

睡眠が壊れてダウンすることを防ぐためにおれは、 当時から睡眠薬的なものをよく飲んでいた。 といっても、本気の睡眠薬には依存性があって害であるし、 小学生の成長にとって悪影響を与える恐れもあるため、 気持ちを落ち着かせる系の漢方薬を飲んでいた。 これは家に常備されており、 試験の前日など重要な時は当然として、 調教師の管理下において、必要な場合には飲んでから寝ていた。 そのため、中学受験生の頃に睡眠が問題になったことは 少なくとも後期の方では記憶にない。

さて、2月1日本番の前日はどうだったか。 3年間走ってきて、ようやく明日すべてが終わる。 この解放感でリラックスすると疲れがどっと出てきて、 薬がなくてもよく眠れた。

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