クレイアーロン竜波はワクチンで壊れたのか?

世界陸上が盛り上がっている。

女子やり投げの北口榛花については以前から注目しており、 彼女の出身校である旭川東高校の周りを散歩した動画も撮ったことがあるから、 じきにユーチューブの方で語りたいと思っている。

他にも、 女子長距離の田中希美、 110mハードルの泉谷駿介、 400mの佐藤拳太郎(高野進の日本新更新) も熱かった。

やはり陸上はいい。 人間がMAXに挑戦する姿は尊い。

北口榛花は、 あのゼレズニーを生んだ やり投げ先進国のチェコでトレーニングをしており、 インタビューを見ているとどうやら、チェコ語で考えてから日本語で話してるような 印象を受ける。 完全にチェコ人になるほどに競技に没頭しなければ、 やり投げで世界一になるなんて不可能だということだろう。

最近は、こういう感じで、その競技の先進国に 拠点を移すアスリートが少なくない。 古くは朝原や為末も海外を拠点にトレーニングしてたことがあるし、 最近の有名所ではカヌーの羽根田もカヌー先進国のスロバキアでトレーニングしている。 羽根田はスロバキア最難関大学で大学院も出ている。 囲碁でも、仲邑菫は子供の頃韓国で修行していたし、 灘や開成といったトップ進学校の高校生がアメリカやイギリスの大学に行くことも 特に珍しくなくなってきた。

こんな感じで、アメリカの大学に進学したスーパー高校生が2人いた。

一人はサニブラウンだ。 サニブラウンは、今回の世界陸上でも決勝に残ってるし、 彼のポテンシャルを考えると今頃9.8くらいでは走っていると誰もが予想していただろうが、 腰の怪我も良くなってきているようだし、 年々良くなっていることは間違いない。

もう一人は、クレイアーロン竜波だ。 こちらは800メートルの選手となる。

800メートルはおそらく、日本人にとってもっとも厳しい競技だ。 というのはこの競技は、純粋な体力勝負という側面が他のどの競技よりも強いからだ。 試合を見ていると、生命力勝負、命の削り合いという感じが伝わってくる。 こういう種目ではどうしても、日本人には厳しい。

クレイアーロンは白人のハーフであり、 体格にも恵まれ身長も180cm近くある。 サニブラウン同様に超高校級の能力を持ち、 高校生の時に日本選手権を制し、 そのままアメリカの大学に進学した。

この時も、日本の第一人者の川元奨を直線勝負でねじ伏せ、 ゴール後も涼しい顔をしている様子が印象的であり、 はっきりとした世代交代を感じさせた。

この2人のハーフ選手は、どちらも輝かしいポテンシャルを持っていたが、 おれはどちらかといえばクレイアーロンの方が可能性があると思っていた。 走り方がきれいなのと、身体もまだまだ成長中であるように見えたからだ。 男子1500のインゲブリクセンしかり、女子800のホジキンソンしかり、 中距離は走り方がきれいで効率的なことがトップレベルの選手には必ず備わっている。

そのクレイアーロンだが、 アメリカに渡って以降は完全に矢沢状態となっている。 実際、渡米して二年目で凱旋出場した日本選手権では、まさかの予選落ちを喫している。

1周目をトップで通過したが、持ち味のスピードを生かしたスパートが出せないままラスト300メートルから失速。「スパートがかけられない状態が続いている。アメリカから帰ってきて万全な状態では臨めていないのと、調子が上がらなかったことが原因だと思っている。悔しいけど久しぶりの日本の大会で課題を確認できた」と振り返った。

これが2021年のことだ。 大学でのトレーニングが自分のリズムに合わなかったとか、 検疫のための自主隔離によって調子が狂ったとか、 当時はそういう説明をしていたものだが、 さて、それから2年、今回の世界陸上はどうだろうか。

なんと、出場すらしていない。 クレイアーロンは一体どうなったのだろうか。

おれの考えでは、クレイアーロンはワクチンで破壊された。 スパイクタンパクにより心筋がファックされ、それが競技能力を終了させたのだろう。 そうでないと、あれだけの競技能力を持っていた選手が 日本選手権にも出てこないなんてことは考えられないからだ。

コロナワクチンを拒否したアスリートは実は少なくない。 テニスのジョコビッチが有名だが、 例えばヨハンブレークもワクチンを拒否している。 陸上=ブレーク、ワクチン接種よりも「五輪欠場選ぶ」

このように、トップ選手の中には自分の意思を貫く人間はいて、 結局ブレークも五輪には出場してきたためおそらく特例で許されたのだろう。 こんな感じでトップ選手の中には 実は打ってない人が結構多いのではとおれは思っているが、 さすがにアメリカに留学したばかりの日本人留学生は強制ワクチンされたことだろう。

クレイアーロンが本当にワクチンによって破壊されたのだとしたら、 本当にナメた話だ。

comments powered by Disqus
Built with Hugo
テーマ StackJimmy によって設計されています。