完全自殺マニュアル「入水自殺」編

入水自殺はあまり聞かない。 事故で溺死したというのは良く聞くが、 自殺目的で溺れたというニュースはあまり聞かない。

実際、入水自殺というと太宰治が玉川上水で愛人と心中した くらいまで知識が遡ることになる。 ニュースでいう自殺というと、決まって首吊りか飛び降り、 あるいは電車の人身事故という報道の形になってしまうが飛び込みくらいだ。

しかしつい最近、三宅雪子という議員が入水自殺で死んだという報道がなされた。実にタイムリーだ。

三宅雪子元衆院議員(54)が今月2日、東京都内の海岸で、遺体で発見されていたことがわかった。警視庁東京湾岸署は、自殺を図ったとみて調べている。捜査関係者によると、三宅氏は2日午後、東京湾付近で死亡しているのが見つかった。現場の状況などから、入水自殺を図ったとみられる。

そこで今回学んでいく自殺法は、入水自殺ということになる。

しかしこの入水自殺もまた、ひどい自殺法なのだ・・・。

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基本原理:窒息死

入水自殺の基本原理は窒息である。

水中での窒息でいうと、このビデオが参考になる。 オウム真理教の水中修行だ。 やってることはシンプルで、水中でひたすら息を止める。 当時おれは小学生だったが、空中浮遊はやろうとしたし、プールの中で息を止めるのも真似したものだ。 時代が違ったらおれは村田秀夫になってたのかも知れないと思うことがある。

最終的に信者は、なんと5分というかなり長時間の息止め(人間の最高は20分くらいだが、5分でも十分にすごい) に成功して、死ぬ寸前まで行っているが、 実際に死ぬためにそこからさらに数秒の苦しみを味わう必要がある。 そう考えるとなかなか恐ろしい。

実際に手品中に失敗し、誰も助けてくれなければ 溺死したビデオもある。 本当に暴れてるのは数秒で、そこからは弱っている。

窒息寸前の最後の数秒は苦しむ必要がある。 その苦しみは想像に絶する。

基本方法:手足を縛って水の中に飛び込む

ふつうの人間は、窒息寸前になって死ぬと思ったら生きようとしてしまう。 従って、そこで生を拒む仕組みが必要だ。 一番簡単なのは手足を縛って水の中に飛び込むこと。

しかし、協力者がいないと両手足を一人で縛ることは難しい。 そしてふつう、自殺に協力してくれる人はいない。

一人でも出来る方法としては、まず両足首を縛った上で、 利き手と逆の手を足に縛り付けてしまうという簡易法が紹介されている。 こうすれば、さすがに腕一本では泳げない。

他にもドラム缶風呂にV字で入るなどが紹介されているが、 暴れてドラム缶を倒したら未遂に終わるので、そこまで良いとは思えない。 しかもエスパー伊東状態の変な感じで発見されることになる。

他には、自然の力を利用する方法もある。 鳴門の渦潮に飲み込まれたらマイケル・フェルプスでも脱出出来ない。 何も工夫せず、水の中に飛び込めばいいのであれば、 結構ありなのではと思いはじめている。

入水時に発見されてはいけない

入水自殺が流行らないのは、ここが原因かも知れない。 あなたが入水自殺をしたということを誰にも知られてはならないのだ。 これは結構難しい。

例えば、ツイッターにこれから入水自殺をしまーす などと書いてはいけないし、友達にLINEで送ってもいけない。 そもそも、入水現場を誰かに見られてもいけない。

もし、入水したことを知られるとどうなるか?

あなたに連絡がつかないと思った人が、 捜索願を出してしまう場合がある。 その場合、クソ広い大海原を どうせ死んでるであろう(しかも仮に生きてたとしてもどうせまた死ぬであろう) 人間を探すという無駄な捜索が始まってしまうことになる。 通常これは、税金で支払われることになるが、あまりにも迷惑だ。

雪山で遭難した人を捜索中というニュースが時々流れるが、 こういった時に「税金の無駄だからやめてくれ」と思うのは おれだけじゃないはず。

自殺した時に人様に迷惑をかけたくないから 入水自殺をしないというのであれば、いかにも日本人らしいと思う。

死体はむごい土左衛門

水死体のことを土左衛門というが、 これは土左衛門という力士がいて、ぶくぶくになった水死体のことを 土左衛門のようだと言ったことを発端とするらしい。

水死体のうちラッキーなものは、 すぐさま浮かび上がり、海岸にたどり着き発見される。 この場合は、口から泡は吹いているがそれなりにキレイなようだ。

問題は、なかなか浮かび上がらなかった場合。 この場合は死亡後の腐敗ガスで浮かび上がることになるが、 このガスによって身体はパンパンは腫れ上がるし、 長時間水中にいたからか皮膚も削げ落ちる。 結果として、家族が見てもわからないレベルになるようだ。 男の場合はたまきんもデス・スターのごとく巨大化する。 ようするに、タマキン・スカイウォーカーと言いたかった。

電車への飛び込みは、身体がバラバラになってしまうという 話をすでにしたが、それよりはマシであるものの、 やはり発見された死体がむごくなることを望まない場合は、入水自殺はオススメ出来ない。

では逆転の発想で、発見されなければよいと考えるとどうか。 高知県の足摺岬は、自殺の名所として知られているが、 ここは水深が深く、深くまで潜った水死体は水温が低いため腐敗ガスがたまらないのと 水圧が高いためガスが圧縮されてしまい、 浮かび上がらない。

死体が見つかってほしくない場合、 首吊り派は樹海へ、入水自殺派は足摺岬へ。 覚えておこう。


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