完全自殺マニュアル「首吊り」編

自殺最高!!!「完全自殺マニュアル」の二章は首吊りだ。 今日は首吊りについて学んだことについてまとめていく。

首吊りというととても暗いイメージがあると思う。 首吊りをすると糞尿を垂れ流すとか、目玉が飛び出るとか、 発見されたあとの死体の状態が悪いということだ。

死刑のビデオなんかで、首を吊られる前にマスクをかけられて 嫌だああああ死にたくないいいいいとか騒ぎ出すので さぞ怖いんだろうとも思ってしまう。 まぁ実際怖いだろうとは思う。

あとなぜか日本は解雇のことをクビというので、 それも悪いイメージ作りに加担してると思う。

しかし、自殺法という観点でいえば、 首吊りは相当に有力な手法といえるようだ。

なぜ有力かというと

  1. 簡単にどこでも出来る
  2. 見つからなければ確実に死ねる

からである。

首吊りは優秀な自殺法

首吊り自殺の原理はこうである。 通常、柔道技などで首を絞める時、これは頸動脈を絞める。 絞められたことがある人はわかるだろうが、うまくロックされたら確かに一瞬で 気が飛びそうになるが、それでもタップするだけの時間はある。

脳には、2本の動脈で血流を送っている。 頸動脈の他には、もう一本、椎骨動脈というのが通っている。

首絞めでは、この一本が締まらないため、タップするだけの余力がある。

首吊りでは、この椎骨動脈まで絞まってしまい、 脳への血流がすべて途絶える。 だから、タップをする暇もないほど一瞬で、意識がなくなる。

よく、刑事ドラマとかで首吊り時にくるしいいいいいと言って 首を掻きむしるようなシーンがあるが嘘である。 首を絞められた場合(つまり他殺)は、椎骨動脈が生きてるのでそういうこともあるようだが、 自殺で使う首吊りの場合は、一瞬にして意識が消えるため、何の苦しみもない。

むしろ逆に、快感ですらあるようだ。 首が絞まっていくのは気持ちいいというのは絞められたことがある人間ならわかるだろう。 首絞めセックスなんかがそこかしこで行われているのも、これが理由だろう。しらんけど。 リア充はそのまま死ねばいいのにね。

おそらく、社会的な影響を考えて、このような描写にしているのだろうと思う。 もし、首吊りで死んだ死体が幸せたっぷりな笑顔なら、自殺してしまう人が増えてしまうからだ。 自殺したい社会にしているお前ら適合者が悪いんだろとおれは思うんだけど。

首吊り死体が糞尿を垂れ流すというのは事実のようである。 しかしこれは、死ぬ前にしっかりと出しておけば良いようだ。 むしろ驚きだったのは、男の場合は射精してしまう場合もあるということだ。 しかしこれも死ぬ前に出しておけば良いことだ。 賢者モードになったら自殺をやめてしまいそうだが。

なぜ椎骨動脈が締まるかというと、 頚椎が斜めに歪むからである。 これによって血流が遮断される。

従って、首吊りでは縄を斜めにかけて頚椎を歪ませることが要点となる。 しかし、それは非常に簡単なことのようだ。 通常の人間であれば、 椎骨動脈は16.6kgの圧力がかかれば締まる。 頸動脈は3.5kgらしいから、それに比べると5倍ほど高いが、 縄を使って部分的にでも体重をかければうまくいきそうだ。

例えば、死刑のように踏み台から何メートルも下に落とさずとも、 例えばドアノブを使って正座した状態でロープを首に懸け、 そのまま倒れるというのでもうまくいく場合がある。 病院や刑務所などで死ぬ場合はこのケースのようだ。 確かに、大層な首吊り場なんかこさえることは出来ないからどうしてるのだろうと 不思議に思っていた。 彼らは、正しい自殺の方法をどうやってかはしらんが学んでいる。

実例

三浦春馬

2020年7月18日、おれがいつものようにベッドに横になりながらツイッターを見ていると、 三浦春馬が首吊り自殺したというツイートが流れてきた。 さすがに同姓同名か釣りだろと思っていたが、時間が経つに連れて ニュースやらなんやらソースが結びついてきて、自殺したのは確かにイケメン俳優の三浦春馬だということになった。

おれは、最近の若手俳優はよくわからない。 日本の俳優でいうと、 北の国からやコトー先生で有名な吉岡秀隆さんや 白い巨塔や不毛地帯に出演した唐沢寿明さんが 表情や演技に深みがあって良いと思うのだが、若手にはそういったレベルに達している人がいないように見える。 テストステロンが低めの中性的なルックスで、さわやかならばそれでイケメンという風潮も嫌いだ。

彼がどういう理由で自殺をしたのかはわからない。 一節によると、ネットでの誹謗中傷が一端とも言われている。 あるいは、何かを雑誌にすっぱ抜かれそうになり、それを苦にして自殺というのも これは芸能人にありふれた自殺理由だからありえる。 そもそも、芸能の世界で生きようとすれば、誰だって公には出来ない関係は持つものだし、 一般人であっても別に今マックで隣に座ってる人が過去に人殺しをしていたところで何の驚きもない。 その程度のものなのだが、なぜか、凡人である大衆は、前に進もうとする人の足を引っ張りたがるものなのだ。

首吊りは理論上、意識は一瞬で途切れる。もっとも確実な自殺と言われている。 しかも今回は死ぬまで発見されなかったということだから、自分の部屋の中で安心して死ねたことだろう。 それだけが。それだけが救いだ。

唐澤弁護士の弟

数々の殺害予告など、ネット中傷の被害にさらされている唐澤弁護士が、 弁護士を目指そうと思ったきっかけは、 弟の死だという。

1つ違いの弟とは別の高校に行ったが、 弟はそこで不良グループから目をつけられて、 存在しないパーティのパーティ券を売るようにいわれ、 それが出来なかった弟は、リンチにあった。

その日、弟は遺書を書くと、自室で首を吊って死んだ。

しかし、不良グループは摘発されず、今はのうのうと生きている。 こういう不条理と戦うためには力を付ける必要があると考えて、弁護士を目指そうと思ったということである。

親が死んだことや、 子供の頃に医者が病気を治してくれたことがきっかけになって 医者を目指すというケースはよくある(だろうが)が、 弟がリンチされて自殺されたことがきっかけで弁護士を目指すというのはなかなか 稀な例だとはいえそうだ。

だが、首吊りはそう稀な死に方ではない。 さらに唐澤弁護士は著書の中で、「弟は首吊りで苦しんだ」と思い込んでいるが、 首吊りは非常に優秀な自殺法であり、意識自体は早急に消失する。 だから安心してほしい。 意識を失ってから痙攣することなどはあるようなので、 それを以って苦しんだと思ったのだろうが、あなたの弟が首吊りによって苦しんだ可能性は低い。

首吊りの欠点

このように最強の自殺法「首吊り」であるが、一つだけ欠点がある。 それは、見つかった場合に未遂に終わりやすいことである。 しかも悪いことに、脳への障害はほぼ確実に残る。 なぜかというと、長い間脳への血流を遮断してるからである。

自殺したいと思って最後の勇気を振り絞って首を吊ったのに、 自殺は悪いことだ!!!とか強迫的に信じている適合サイドの人間によって さらなる地獄に突き落とされてしまうのだ。 あいつらは悪魔だ。

見つかって未遂に終わらないように、 この本では青木ヶ原樹海への入り方や、気をつける点について紹介している。 しかし自殺時に見つからないためだけに樹海に行くのはやりすぎだと思うし 却って失敗率を高めることにもなるだろうからどちらかというと、 遺骨を家族にも見つけられたくないとか、この世から完全にいなくなりたいという 思いがある人向けだろうと思った。 同じ墓に入りたくないという人はいる。

おれは、遺骨は麻布学園の桜の木の下に埋めてほしいと思っているので (親はどうせチキってやってくれないだろうけど。 おれがある手術を受けた時、その手術が納得出来るものだったか自分の目で確認したいから 取り出した組織について写真をとってくれないかと父親に頼んだが、やってくれなかった。 それ以来おれは手術結果に対して懐疑的になり、ノイローゼになった。 親というのはそういうものだ。どうせ何もしてくれない) 発見されないのはさすがにやばく、なんなら海外で安楽死も厳しいと思っているので、 樹海での自殺は選択肢にはない。

さらに詳しく知りたい人は買いましょう。

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