完全自殺マニュアル「飛び込み」編

東京で暮らしていると、 人身事故でなになに線が止まってるから迂回しなきゃいけないなんてことは日常茶飯事だ。 特に、大企業がリストラをするなんていうニュースが流れた日には、 電車が止まることを想定して動かないといけないくらいになる。 通常時でも、どこかに出かける前には人身事故情報を調べるくらいには日常だ。

おれが長年こっちに住んでいる印象としては、東海道線とか、京急線とか、神奈川から東京に労働者を運びかつ 走行速度の速い電車は、人身事故で止まることが多い。 ベッドタウンから毎日満員電車に乗って東京に働きに行く人の中には病んでる人も多かろう。

都会で働くのは疲れる。 おれの考えだが、ほとんどは計画的なものというよりは、突発的なものだろう。

「まもなく電車が到着します。黄色い線の内側に立ってお待ちください」 というアナウンス自体が、彼や彼女にとって自殺への呼びかけに聞こえているということは 容易に想像出来る。 鬱病の人に「がんばれ」と言うのは良くないという事前知識があれば類推でわかるだろう。 鬱病の人に「黄色い線の内側に立って生きましょう!」というのは「死ね」と言ってるのと変わらない。 こんなことを知ってか知らずか、適合人間はいつも、無意識に人を殺し続けてるのだ。 鬼め。

ピンポンパンポーン。 今日のテーマは「飛び込み」です。

まず最初に結論をいうと、 飛び込み自殺は何も道具を必要としない手軽な自殺方法ではあるけど、 やり方を間違えた場合には確実性は決して高くない。 おれたちは、成功例ばかりを聞くけど、実際にその裏にはたくさんの失敗例が 存在しているものと考えられる。 総合的に考えて、あまり良い自殺法とは思えなかった。

電車派が99%

ここで、電車による飛び込み自殺を想定したが、 データ上、飛び込み自殺のうち、車によるものは1%程度のみで、 残りは電車らしい。みんなわかっている。

当然、車でも死ぬ場合もあるが、 全く確実ではないのだ。 それは、車が避けようとすれば避けれてしまうかも知れないし、 80km/hくらいで結構速く動いてる車でも、制動距離(ブレーキを踏んでから停止するまでの距離)は50m程度である。 飛び降り自殺では、死ぬためにはコンクリートに70km/h程度の 速度でぶつかる必要があるということを書いたが、 車では実際に衝突する頃には結構遅くなってしまう。 そもそも車自体が電車に比べて遥かに軽いことを考えても、 車では死ぬことは難しいというのは簡単に想像出来る。

ちなみに電車の場合は仕組み的になかなか止まれないから、急ブレーキを踏んだとしても止まれるのは 轢き殺してから200m先とかそんなものだ。 (ただし、より短距離で止まれるブレーキは研究されているから今後はどうなるかわからない)

だから、みんな電車に飛び込むのだと思う。

飛び込み自殺のやり方

流儀は2つある。

真っ向勝負法

1つは、急行通過駅などを狙って、 高速で運行する列車に立ちふさがること。 人が多いと適合正義漢に助けられてしまう場合もあるから、夜を狙う。 死にたいと言ってる人にすら働き続けることを強要する 強制労働施設ニッポンは悪魔の国だ。

日式ギャグの王道「僕は死にましぇん!!」と叫めば最高に面白い。 しかし実際にはほぼ確実に死ぬ。しかも、身体はバラバラになる。 頭蓋骨が砕け、脳が飛び散り、手足は吹っ飛んでホームで待ってる他の乗客に当たったりする。 そのまま血が飛び散りながら引きずられ続ける場合もある。

すべてのパーツが後に見つかるとも限らない。 場合によっては手だけが列車にひっついたまま1000km近く旅をしてしまった例もあるようだ。

確かにこんなものに当たれば死ねるというのはよくわかる。 自殺大国日本で作られた最強の自殺兵器、それが新幹線だ。 まさにアメイジング!

この方法は、電車が来た時にタイミングよく飛び出て 空中で衝突しようとするとまず、身体が部分的に吹っ飛んだだけで未遂で終わる可能性があるから、 やるなら人生最後の真っ向勝負と行こう。

セルフギロチン法

むしろこちらの方が死ぬという点では確実だ。 やり方は簡単。 人に見つからないよう夜中に、駅とは離れた線路上に横になる。 電車が通過した時にちゃんと首が刎ねられるようにしておく。 つまり、線路とは垂直に寝る。

あとは星空でも眺めながら電車が来るのを待つだけ。 しかし線路上に寝ているため、電車が近づいてくると、 どんどん音が大きくなってきて、怖くなってくる。 そこでチキって微妙に避けようとすると、場合によっては 手足だけ切断されてそのまま生きるハメになる。

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なので、対処法としては、 酒を飲んだり精神安定剤を飲んでから死ぬということであるが、 だったらもう睡眠薬を飲んで死ねば良くないか?と思う。

飛び込み自殺の欠点

飛び込み自殺の欠点の1つ目としてはすでに述べたように遺体の損壊がある。 場合によってはパーツがすべて揃わないほど吹っ飛んでいってしまう場合もあったりするし、 とにかくぐちゃぐちゃになるから 自分の死体が見苦しくなることを望まない人にとっては、飛び込み自殺は向かない。

もう1つの欠点は、賠償金である。 おれは、飛び込み自殺に対しては鉄道会社が賠償金を請求していない という都市伝説を聞いたことがあるのだが、嘘だったようだ。 実際にはがっつり請求されている。 その額は数百万では収まらず、数千万、数億というオーダーになる場合もある。 新幹線の場合は、1時間止めるだけで数千万の賠償金が発生するようだ。 ラッシュ時の山の手線なら1時間1000万円くらい。 だから、遺族のことを思うのであれば、絶対にやってはいけない自殺方法だ。

しかしものの見方によっては、 遺族に対して恨みがある場合には最高の自殺方法と言うことも出来る。

火山に飛び込む!

飛び込みというカテゴリでは、 火山に飛び込むという自殺方法も、 かつて起こった三原山自殺ブームを中心に紹介されている。

自殺方法は簡単で、火口に突っ込むだけである。

女学生の同性心中からはじまった猟奇の「三原山ブーム」とは――沸き起こる“自殺熱”を盛り上げた報道

しかしこの方法についてどうせやるならば、海外の活火山でやりたいものだ。 マグマの中に飛び込んだとして、人間はどのくらいの間「熱い」と感じるのだろうか。 十分な速度で飛び込めば、脳が痛いと感じる前に全身がマグマの中に入るはずだが、その後、痛みがあるんだろうか。 例えば、砂糖を水の中に放り込んでもすぐには溶けないが、これと同じようなことが起こるのだろうか?


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