プログラミングはもう学べない

AIコーディングは楽しい。 AIはバチクソ賢く、方針や設計を与えるとそれに沿って ゴリゴリにコードを書いてくれる。 そのコードはざっと眺めてみるだけで、 おれが書くより良いことがよくわかる。 この体験は、結構面白い。 AIの知性の先端に触れられることは ソフトウェアをやっている人間の特権であり、 AIがどれほどすごいものかを一番知っているのは我々だ。

しかし、こうなると自分でコードを書く気は失せてくる。 型駆動的な感じでコードベースでざっと設計をして、そこからAIにバトンタッチするということは あるかも知れないが、ロジックを書くという一番大事なところをおれがやることはもうないと思う。 そのロジックを日本語で書いてAIに書かせた方が早いし正確だからだ。 こう感じている「経験者」は結構多いんじゃないかと思う。

従来的なソフトウェアエンジニアリングは駆逐されてしまった今、 キャリアラダーうんぬんの前に、今の若い人はプログラミングを 学ぶ機会をもはや失ってしまったと思う。 AIにお願いすることが新しいプログラミングパラダイムなんだと言うんであれば どうぞご自由にだけど、それでは実力はつかない。 やはり、あーでもないこーでもないと悩みながら書いたコードがバグって、 何週間も同じバグで悩むような経験をしないとソフトウェアエンジニアとして実力がつかないし、 良いコードを書いたり、良い設計をするために読むべき本も山ほどある。 老害っぽい意見のように聞こえるかも知れないけど、 それが教育の本質だから、大学では基礎から実験を行うんだ。 競技プログラミングがあるじゃないかというかも知れないけど、 あれはアルゴリズムを学ぶものであり、ソフトウェアエンジニアリングではない。

さてどうするか。

おれの結論は、ソフトウェアを離れて 電気技術者として生きていくというものであり、 趣味としてプログラミングを楽しむというものだ。 趣味はHaskellプログラミングですは、婚活ではなかなか効く。

みなさんもソフトウェアから離れた方がいい。 そこには学びがないし、成長もない。 ただ、ガトリング砲で敵をぶっ殺すだけのクソゲーであり、 それで楽しいならそれでもいいんだけど、 お前のソフトウェアへの思いってそんなもんだったのかとおれは軽蔑する。 ソフトウェアは芸じゃなかったの?

食い扶持のためだもんでも結構だけど、 それもあと何年続くかわかりませんよ。 電験やりましょう電験!!!

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