第103回日本選手権総評(2019年)

6月27日から4日間の日程で行われた日本選手権に対して神の視点で総評をする。以下が事前の予想

第103回日本選手権予想(2019年) - テストステ論

短距離

100m

100mに関しては、サニ・小池・桐生の順を予想していたが、小池のスタートが失敗気味だったのが響いて2・3着の予想はひっくり返ってしまった。 小池はスタートが順当ならばサニブラウンにもう少し競り合えたかも知れない。天候も含めて、本当に残念なレースだった。
桐生は、もともと雨になると全くだめになることもあったけど今回は10秒16ではまとめて来ているので、走り方含めて色々改善をしているのだと思う。以前なら10秒3まで崩れていたでしょう。猛烈に伸びている小池との立場は逆転しつつあると言ってもよいが、腐らずに今後も地道に少しずつ改善していってほしい。
一方でケンブリッジはもうだめかも知れない。2年前と比べて良くなってるどころかもろに悪くなっている。本人はもう上を目指す気はないのかも知れないと思った。以前は9.8台は見えていると言っていたが、2017年の日本選手権後にメディアで取り上げられてからどんどん弱くなっていった。モテ期が到来してしまい、ソッチが忙しいのかも知れない。とにかく身体が細い。ナイキとは東京までは契約があると思うが、契約延長はないだろうし、東京五輪に選抜されなかった時点で引退なのかなと思っている。
多田も同じような感じで、おれにはどこがイケメンなのかさっぱりわからないのだが、メディアにイケメン扱いされてしまい崩れた。今では住友電工で100・200ともに小池の二番手扱いだろうし、辛い思いをしていることだろう。とにかくあのわけのわからないスタートをやめた方がいい。あれでは最初の20mは早く駆け抜けられるかも知れないが、そこから負けが確定してしまう。中間走も浮いているような感じで、ベクトルが前に向いていない。科学的なトレーニングをしているのだろうか?
4着の飯塚はベテランとして気を吐いたなという感じ。後半の伸びはさすがで、現状としてリレーはサニ・小池・桐生・山縣が濃厚かと思うが、山縣は気胸の影響が長引くかも知れないし、サニはバトンのロスが大きくて走力を鑑みても落とす判断になるかも知れない。その時には多田やケンブリッジよりは飯塚だろうと思う。多田は後半垂れるため、リレーにとってはあまり好ましくない。バトンミスにつながる可能性もあるし、次の走者が十分に加速出来ない可能性もある。そもそも、仮に一走として使うにしても、あのスタート技術ではコーナーを自然に曲がることは厳しいのではないか。ケンブリッジは飯塚のように後半型ではあるけど、その後半もあまり速くはないし、むしろ飯塚の方がいい。飯塚はリレーの経験も豊富だし、そういう意味でも安心出来る。サニを予選で使わない場合には代わりに入ってくる可能性は高い。

期待していたデーデーブルーノやきららについては今回は弾けなかったが、今後も期待したい。デーデーは身体が甘いので、絞るだけでも速くなると思う。

200m

200mは4日目ということもあり選手も疲労が溜まっていたこともあるし、天候も最悪中の最悪だったため、タイムはそれほど伸びなかった。実際にNCAAの200m決勝くらいのタイムだから、いかに厳しいコンディションだったかというのがわかる。サニも小池も現状では力を出し切ったという感じだと思う。
この競技に関しても桐生には改善が見られている。もともと桐生は200mになると大崩れすることもあったが、この中でも小池とほぼ同タイムで走れているし、4着以降とはかなりの差がある。高校生の時の10秒01は偶然出てしまったような記録なので、それを考えると彼も小池よりは傾きは小さいが順調に成長していると言える。身体をだいぶ鍛えている効果が出ているのだと思うが、サニブラウンや小池に比べると筋量も少ないし、特にサニと比べると脂肪も厚い。バルクアップした上でもっと絞れるはずだ。

400m

ウォルシュ・ジュリアンはよくやっているが、それでも全然遅い。高野の記録を抜けそうにない。800mもそうだが、スピードとスタミナが求められる種目ではレベルの高いチームメイトと向上し合うことが特に重要だと思う。日本にいて日本選手権を勝つことがノルマになってしまったら、45秒は永遠に切れないのだろう。400mの日本記録は1991年に出されたもので、2位と3位も2000年のものだ。そこから、金丸が一瞬だけ希望を見せてくれたがだめだった。ウォルシュ・ジュリアンもその二の舞になりそうである。ちなみに400mの日本記録2位の記録を持っている人というのが、サニブラウンの高校時代のコーチの山村氏である。高校時代のコーチがクソだったという話を信じている人は、この事実を知ってるのだろうか。

110H

110Hは、金井がスタートで失格になってしまいしょうもない感じになったが、決勝自体は熱かった。泉谷くんは身長が高くないのが少し残念ではあるが、これからも記録を伸ばせると思うし、13秒2台にはいけるのではないかと思った。金井はもっと抗議してほしかった。0.1秒以下フライングは、少し遅い気がする。0.08秒までは人間は反応出来る。

100m (女子)

北海道の女子高生が勝ってしまった。福島も市川もだめで、おれのあんなも負けてしまった。層が薄すぎる。世陸への女子400mリレーの派遣打ち切りは妥当だと思う。みかせちゃんについてもここから伸びるかは未知数だし、福島を超える選手はなかなか出てこない。ちなみに壹岐姉妹の中ではあいこの方がおれは好きだ。

中距離

800m

クレイアーロンくんが川元に勝ったことがすべてのハイライト。川元は負けたあと、陰湿な目でクレイアーロンくんのことを見ていた。才能に溢れ、さらに記録を伸ばしていくであろうクレイアーロンくんに嫉妬しているのだろう。悲しいことだ。しかしクレイアーロンくんの記録も世界で戦うためにはもう3秒か4秒足りない。つまり200mで1秒縮めないといけないという絶望的な差がある。日本の中距離はそんなレベルなのだ。だからおれとしてはクレイアーロンくんにはアメリカの大学に進学して、そこでトップレベルの選手たちと切磋琢磨して、ポテンシャルの限界まで伸びてほしいと思う。日本にいたら、甘えてしまい、1分45秒を少し切って終わりという選手で終わるかも知れない。しかし実際にはもっと高いポテンシャルがあるように思う。

跳躍

幅跳び

橋岡くんは怪我をしていたらしいが、なんとかまとめ切って優勝することが出来た。これは良かった。


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