ルシファーは116回国試がラストチャンスだ

医師国家試験改善検討部会報告書

医師国家試験改善検討部会報告書というものがある。 その名のとおり、医師国家試験の改善を検討する方法を議論したものだ。

https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000693879.pdf

ざっと読むに、ルシファーは来る一週間後に迫った第116回医師国家試験に合格しなければ詰みだろう。 事実上、これがラストチャンスとなる。 もし今年落ちれば、ルシファーは終わりだ!!! さぁ、全員で祈ろう!!!ここが勝負どころだ!!!

(告知)GAAラジオでは、3/16 7PMからルシファーの不合格祝勝会を開催します。


内容としては残念ながら、

【東大理3】ルシファーのために国試の三振制度を導入せよ

で提案した三振制については文書の中で根拠がないとして否定されているが、 実質的に「現役から遠くなるほど不利になるようにする」検討がなされている。 一部は117回から適用される。

ルシにとって明らかに不利となる2点について抜粋し、説明する。

1. 実習の経験に即した出題傾向への変更

前回報告書においては、出題内容について「高度な専門的事項を問う内容ではなく、 臨床研修において、指導医の下で診療に従事するのに必要な知識および技能を問う水準 とするとともに、診療科に関わらずに総合的鑑別診断や治療方針の選択に関する能力を 問う内容とする必要がある」とされるとともに、共用試験 CBT との重複を考慮して一般 問題を削減し、臨床問題については臨床実習の経験に即した出題傾向とする方針が確認 されている。

近年、一貫した医師養成への取り組みが進む中で、医学生がより集中して診療参加型 臨床実習に取り組める環境を構築する重要性は増しており、医師国家試験の出題基準を 可能な限り臨床実習における経験を評価する内容に絞るよう見直しを行うことが妥当で ある。

具体的には、「臨床研修において、指導医の下で診療に従事するのに必要な知識および 技能を問う水準とする」という前回報告書における原則に基づき、特にブループリント の各論について出題する疾患を厳選すること、出題する疾患についてはどの程度の知識 を求めるかを示すこと、臨床実習前に修得可能な単純な知識を問う領域を除外すること 等を検討し、全体として出題範囲を絞るべきである。

実習を受けるためには、CBTとPre-CC OSCE (CC: Clinical Clerkship) という試験を突破する必要がある。 このうち、CBTでは医学に関する基礎知識を問う。 従って、国試においても基礎知識を問うことは重複の意味があり、 むしろ実習に基づいた出題傾向とすべきであると述べられている。

この変更は、実習から日の経った国浪生にとって不利になる。 ルシの場合はそもそも臨床分野が苦手なので、臨床に偏った問題へのシフトは、 ルシにとってはとりわけ不利になる。

本報告書で示している改善事項のうち、速やかに着手可能な事項については、早急に 対応することが求められる。また、出題基準に関する事項については、今後の改定を経 て令和5年(第 117 回)の試験から適用することが望ましい。

これらの問題傾向の改善については、来年の117回国試から適用される。 つまり、ルシは今年が受からないと実質的に終わりということになる。

今でも合格は99%不可能だが、この変更のあとにはその1%の希望も失ってしまう。 そうなった場合、ルシは「次の世界」に行くことを選ぶだろうか?

2. OSCEの再受験

昨今、医学教育における OSCE の導入など、環境が大きく変化するなか、医学部卒業 から期間が空いた者に対する質の担保が課題となり得るとの意見もあったことから、本 部会において改めて検討を行った。

ただし、臨床実習から長年離れていることから技能に関する確認は行われることが望 ましく、Pre-CC OSCE が公的化された際には、Pre-CC OSCE の受験がない時代に医学 部を卒業した者及び Pre-CC OSCE の受験から一定程度期間が経過した者については、 移行期間を設けた上で Pre-CC OSCE の受験を必須とするべきであり、将来的には Post-CC OSCE の成熟を見きわめて、Post-CC OSCE の受験を課すことの検討を行うこ とが望ましい。

OSCEの公的化に関する議論がある。

https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000534209.pdf

公的化というのは、簡単にいうと国家試験化するという意味である。

ここでは、臨床実習から一定期間が経過した浪人生については、 すでに受験したPre-CC OSCEを受け直すことが望ましいと述べられている。

それではいつから公的化されるのだろうか? 2025年の運用を目指してる段階だそうなので、 もう少し先の話になるだろう。

一方で、共用試験 CBT 及び臨床実習前 OSCE(Pre-CC OSCE)は、平成 17 年度より実 施されており、令和2年 5 月に取りまとめられた医道審議会医師分科会報告書において、 その成熟に鑑み公的化すべき試験とされ、今後法改正も視野に入れて具体的な検討が行 われる予定とされている。

2025年の運用をめざし,公的化を盛り込んだ法案が今通常国会に提出されている。

https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2021/3411_01

なお、Post-CC OSCEについては国試への導入はさらに先の話になる。

以上を踏まえ、Post-CC OSCE の医師国家試験への導入については、CATO による正 式実施が開始されて間もない現状に鑑み、現時点では医師国家試験に相当する位置付け とすることは妥当ではなく、将来的に Post-CC OSCE の成熟を見きわめて判断を行うべ きである。

結論

  1. 次回の117回から医師国家試験は問題傾向が変更されることが確認された。 この変更はルシにとっては不利なものになり、 今現在ほぼ皆無の合格確率は完全に0となる。
  2. 仮に合格確率0のまま受け続けた場合でも2025年からはPre-OSCEが必須となり、 ルシにとっては最難関試験がもう1つ増えることになる。
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