(117回国試)ルシファーはゴリゴリに不合格だと思う。

今年もまたこの季節がやってきた!!!

3月16日午後7時からの不合格祝勝会が開催されるかどうかは、 ルシファーが不合格になるのかに懸かっているのだが、 そのルシファーは今年、「自己採点をするけどその結果は公開しない」 という新手法によっておれたちを小賢しくも撹乱しようとしている。

何者かの入れ知恵だろう。 そういう器用なことが出来る人間ではない。 また、自制の効く人間でもない。 「人生すべてオープンリーチ」これがルシファーの生き方だ。 ツイキャス、ツイッター、すべて全公開。 本質的には七原くんと変わらないのだ。

というわけで、目下反ルシコミュニティの注目はルシファーが合格しているかどうかに絞られており、 日々、その推測が行われているわけだが、 おれの読みでは、ルシファーはゴリゴリに落ちている。

その理由について順を追って説明したい。

自己採点はしたのか?

まず、ルシファーは自己採点をしたのかだが、 そもそも話、 自己採点をするなと言われたとて、しないでいられる人間ではない。 2日制の試験だと、1日目が終わったあとに自己採点をしない方が精神衛生上よいと言われるが、 このタイプの人間は秒で自己採点をする。 自分のやったことに対して1秒でも早く結果を知りたい。 そういうタイプの人間なのだ。

このように、性格的な分析だけでもルシファーが自己採点をせずにいるというのは不可能だといえるが、 実のところ、おれはすでにルシファーが自己採点をしたという情報を掴んでいる。

だから、「自己採点はした」で間違いない。

得点別の心理

自己採点結果はルシファーの心理に影響を与えるはずだが、この側面から考察する。

ギリギリラインの場合

まず、去年のようにギリギリの場合。 今年の合格ラインが223あたりだと予想されているのだが、 本人の点数が220だとかあるいは225だとかそういう範囲にある場合。

この場合、ルシファーは正気を保てない。 去年を思い出してみてほしい。毎日合否ラインを確認して、気になって眠れないくらい追い込まれていた。 最後には発狂して、点数が明らかに足りてないにも関わらず「受かった!受かった!」と 自分に言い聞かせていた。

この行動ははっきり言って異常だった。 ふつうの人間はとらない行動だ。 だから、もし今年も同じようなラインにいるのであれば、 程度の差はあれど、同じような行動をとるのが自然だ。

ギリギリラインはあり得ない。

ゴリゴリに合格している場合

仮にゴリゴリに合格している場合。 例えば、223点の合否ラインに対して230点、あるいは240点というレベルで取れてしまっている場合。

この場合でもルシファーの場合(というかこれは一般にそうかも知れないが)、今度はマークミスが怖くて震えると思う。 ルシファーは自身の国試合格がほぼないことだと理解している。 しかしどういうわけか240点もとれている。 この時、ルシファーの精神はどうなるだろうか。考えてみてほしい。 宝くじが当たったようなものだろう。半狂乱になるはずだ。

また、現実的な話でいうと、 仮にゴリゴリに合格してしまってる場合、 マッチングの見学に行ったり、あるいは部屋探しに行ったり、大忙しになるはずである。 マッチングにしても、そもそも今まで全落ちしているという実績がある上に自分でもマッチングは難しいと言ってるのだから、 1つだけでなく、何個も受ける必要がある。 それこそ、手当り次第に募集を確認し、全国を奔走する毎日になるはずである。

しかし実際にはそうはなっていない。 佐世保総合病院の本物かどうかも怪しい 非公式なアカウントに一瞬絡んだっきりで、 それ以降動きがない。 そして、今年もまた来年の国試に向けてただ勉強を続けている。

上でいう現実的な話というのは、 もし、マッチングして春から研修医になろうとするのであれば、 ルシファーの心理がどうであろうと必ず起こらなければいけない。 しかしそれは起こっていない。

ということは、ゴリゴリに合格している線も消していい。

ゴリゴリに不合格している場合

残るはゴリゴリに不合格している場合。 どのくらい不合格してるかの予想は後に述べるが、 とにかく過去にないくらい惨敗していて、 もう悲しむことも泣くことも馬鹿馬鹿しくなるレベルの場合を考える。

この場合ルシファーの心理はどうなるだろうか?

ルシファーと地震

で書いたが、 このように絶望的な場合、ルシファーは感情をシャットダウンしようとする傾向にある。 このような極端な傾向は、人間か個人どちらかの根本的なものであり、 環境に依らず必ず起こる。

医師国家試験の傾向が変わること(今年もそれが部分的に適用されたようだが)は すでに発表されており、ルシファーはこれに対して批判的な態度で反応していた。 したがって、ルシファーは間違いなくこの事実を知っていることになる。 だから、今年受からなければ来年は絶望的になることを知っている。

今、ルシファーは時々、研修のことをほのめかしたり、 さも自分は合格点に達しているかのように振る舞うことがあるが、 これは、絶望的な感情をシャットダウンするために 現実に対して嘘をついているのだろうと考えられる。

おれがルシファーはゴリゴリに不合格であると考えるのは、 他の2つの可能性がルシファーの今の状況と矛盾しているのとは異なり、 この場合には一切の矛盾が見られないからだ。

117回国試の難易度

最後に、上のような心理的な分析を抜きにしても、 ルシファーにとって今年の国試はゴリゴリに難しかったため、 能力的な観点から、 合格することは去年よりも難しかったことを説明する。

傾向変化

まず、

ルシファーは116回国試がラストチャンスだ

で紹介したとおり、医師国家試験は改善が検討されている。 その改善方針としてはざっくりいうと、

  • 臨床中心の問題に変更する
  • 浪人生はOSCEの再受験を必須とする

ということである。

このうち後者はすぐに適用されるというわけではないのでルシファーにとっては救いだったわけだが、 前者については

また、出題基準に関する事項については、今後の改定を経 て令和5年(第 117 回)の試験から適用することが望ましい。

と書かれていた。

この傾向変化はルシファーにとって歓迎出来るものではないため、 おれは、 116年の国試が終わった直後に、 117回は10点以上の大差負けをすると読んでいた。

そこで117回に関する予想だが、 おれはルシファーは、「117回も落ちる」と読む。 それも、10点以上の大差で落ちると読む。

【東大理3】ルシファーは第117回国試に落ちる【予想】

各予備校の総評

では、実際はどうだっただろうか?

おれは、117回についてはこの傾向変化は 全面的に適用されず、部分的にマイルドに適用されたと考えている。

各予備校の総評を見ると、 この傾向変化について、

  • TECOM: 臨床実習の成果を見る問題が多くなった。
  • MEC: 即戦力になり得るというだけでなく、当たり前のことを地道に学習できる人材を求めた試験=重要な疾患を実臨床に即した内容の問題
  • medu4: 病態を深めるべき知識が多く、早期の取り組みを推奨
  • MAC: 117回も、「まず、行うものはどれか?」「次に行うものはどれか?」、「さらに行うものはどれか?」などと聞かれている問題が多かった。116回同様、これらの問題が約30問あった。 机上の勉強だけではなかなか対策が難しいこれらのタイプの問題対策としては、臨床問題を解いているときに具体的に問題に登場した患者さんを想像することだろう。

という感じで述べられていた。

どの総評も、傾向の変化自体には触れているものの、 全体的にめちゃくちゃ変わったかというと、とりあえずマイルドに変わった くらいの感じだった。 国試のような性質の試験では、 傾向を1年のうちにドラスティックに変えることはなかなか難しいだろうから、 今年についてはマイルドな傾向変化が適用されたのは理解出来る。

しかしいずれの場合も、昨年に比べても臨床重視の傾向が高まったことは読み取れ、 ただ勉強してきただけの人材では突破が難しい、 現役生がなおさら有利になる試験になったということは理解出来た。

そもそも受験生のレベルが高かった

さらに、傾向が変わってそれ自体がルシファーにとって不利になっただけでなく、 受験生のレベルも高かったことを伺い知ることが出来る。

medu4の穂澄氏は以下のツイートで、「今年の試験は5年の中ではもっとも難しかった」 と言っているのだが、 実際のところ、合格ラインは去年よりも10点近く高くなっている。

これはどういうことかというと、 受験生のレベルがさらに高くなっていることを意味していると考えられる。

ルシファーにとっては絶望的な試験だった

まとめると、今年の国試は去年よりもさらにルシファーにとって不利な試験になっていた。 そもそも傾向的に相性は悪くなり、これだけでも10点以上は不合格になりそうなのに、 どういうわけか受験生のレベルまで高かった。

だから、能力的にいっても 受かる確率はそもそもゼロに限りなく近かった。

まとめ

ここまでの分析を以って、 おれは高テス協会を代表して、 ルシファーはゴリゴリに不合格になっていると予想する。

ゴリゴリというのがどのくらいかというと、 合格点から20点か、あるいは悪くて30点ほど低い得点しかとれていないと予想する。 一般臨床で200点かそのあたり、それが今のルシファーの今手元にある自己採点結果だろう。 200点以下でも驚きはしない。

最後に少し、ルシファーの心理を考察してみよう。

ルシファーは試験に一切の手応えがなかった。 だから試験後もいやに落ち着いていた。 2年前には自分で採点するのが怖くて他己採点を したような人間が、2月6日にはさくっと自己採点を行うことが出来たのは、 箸にも棒にもかからないような手応えだったからだ。

【東大理3】ルシファー、他己採点をする

馬券もそう。直線入って何の手応えもなく、惨敗してる馬の馬券を握っていても、 怒れも悲しめもしない。スポーツでも受験でも、あらゆる勝負事はそういうものだ。

傾向変化が今年は適用されないというのがルシファーにとって 一縷の望みであったわけだが、 それが叶わなかったことは受けた自分がよくわかった。 同時に、来年はさらにこの傾向が強くなる可能性が高いこともわかった。

笑ってしまうくらい絶望的な状況だ。 国に、自分は不要だと言われているような感覚になる。 もう次の世界に行こうかなぁ。

2月9日に佐世総に絡んでいったのは その後のアクションがないことを考えると、 ただの現実逃避からの行動だった可能性が高いが、 今後参加予定のイベントはどうだろうか。

2月25日には赤門バーで国試の感想について話すことが予定されている。 おれは実のところ、ルシファーが国試について話さないのは、アイヤーダイによる制御である可能性と、 もう1つはもともとこの赤門バーで話す約束があったからのどちらかと読んでいる。 ルシファーにとって東大コミュニティは生命線だから、 東大コミュニティとの間で約束があったとしたらそれは絶対に反故にしないと思う。

もう1つ、合否発表後にたかぴすコミュニティの打ち上げパーティに参加する予定だ。 たかぴすもまた、恐ろしい男だ。

ルシファーは今年、多くのユーチューブに出演した。 おそらく、東大医学部というブランドを活かして人脈を広げていくことが なんらかの突破口に繋がると考えているのではないかと考えているのだろう。

しかし、ふつうの人間は、自身が国試に惨敗しているのであればそれを恥に思い、 自身を露出しようとは思わない。 だからおれは最初、 これらのイベントに参加するということは、 もしかしたらルシファーは自己採点に自信があるのだろうか? と思ったわけだが、よく考えてみれば ルシファーは、他人のユーチューブチャンネルでゴリゴリに馬鹿にされているにも関わらず それに気づかないようなゴリゴリのアレなのだ。

東大医学部時代の女性とのトラブルだってそうだろう。 ゴリゴリに嫌われてるのに、嫌われてると気づいてないのだ。 筑駒でのいじめとやらもきっと同じようなメカニズムだ。

いずれにしろ、2月25日、赤門バーで彼が何を語るのか。 これには少し、興味がある。 おれは東大コンプレックス故に行くことは出来ないので、 動画に撮ってルシファーユーチューブにアップしてくれると助かる。

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