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高橋まつりはなぜ死んだのかで、高橋まつりが自殺したことについておれの考えを話した。
洞察を深めるため、 今回はさらに、高橋まつりが自殺したマンション「レジディア門前仲町」 のことを調べたい。
ネットには情報が散乱してるのでまとめよう。
悪趣味かと思われるかも知れないが、高橋まつりのことを思うからこそだと思っていただきたい。
レジディア門前仲町
高橋まつりは、 レジディア門前仲町の4階から飛び降りて死んだと言われている。
マンションがここであることは、事故物件サイトの大島てるでも参照出来る。 ぱっと見、なんか良さそうなところだ。
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このレジティア門前仲町を電通は借り上げ社員寮という形で契約している。 社員寮というと通常、会社がその施設を保有して、そこに社員を収容するというものだが、 施設を保有するのはコストが高いため、この方式は廃止される傾向にある。 おれが日立製作所時代に住んでいた横浜にある日立の寮も手放され、今や老人ホームかなにかに様変わりした。
借り上げのメリットは、一括で契約することで家賃を安く済ませるということだと思われる。 家主からしても、電通という大企業が複数部屋をどかっと借りてくれるのであれば 家賃のとりっぱぐれもないし、願ったり叶ったりだろう。
高橋まつり自殺後に、他の社員が「ここには住みたくないから他のところに引っ越させてくれ」 と言ったが、会社側が拒否したという情報もネットには見られた。 それが事実だとすると、今も借り上げているのではないかと思われる。
4階の部屋が現在空室かどうか調べたが、 空室の情報が出てこなかったから、 きっと今も誰かが住んでいるのだろう。 最悪だ。
間取りはこんな感じのようだ。 1Kのマンションとしては典型的なものと思う。
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門前仲町とはどういう街か
門前仲町というのは、下町情緒が残る街だが、 同時に、東京駅まで2駅というアクセスもあり、家賃は高い。 実際、レジディア門前仲町は1K21平米程度の一人用マンションだが、 家賃は公共費含めて9万を超えるいわゆる高級賃貸に属する。 門前仲町は、ファミリー向けだとふつうに15万か20万くらいは出さないと まともな部屋には住めない街だ。
門前仲町はまた、グルメの街でもある。 松重豊が出演する孤独のグルメのシーズン1の1話のタイトルは 「江東区 門前仲町のやきとりと焼めし」 だった。
そういえば、富岡八幡宮の内輪もめを発端とした殺人事件があった。 これは記憶にある人も多いはずだ。
東京都江東区の富岡八幡宮で宮司の富岡長子さん(58)が弟の富岡茂永容疑者(56)から日本刀で斬りつけられ、殺害された事件で12月9日、同八幡宮の代理人を務める佐藤歳二弁護士が会見を行った。
富岡八幡宮殺人 チャンバラ好きの弟が日本刀で宮司の姉の首を斬った本当の動機
電通本社までのアクセス
電通の本社は有明、つまり新橋駅の近くにある。 新橋というのは、山の手線でいうと東京駅の2つ隣だ。 東京の地理に馴染みのない人であれば、東京の東側のビジネス街と思ってもらえばよい。
レジティア門前仲町から、電通本社に出社する場合、 仮に八丁堀を経由するとすると、 徒歩で3.5km程度だそうだ。
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徒歩が時速4kmとして1時間くらいだから、 行き帰りで毎日合計2時間ウォーキングするというのは悪くないと思う。 高橋まつりは、登山好きの母親に付き合って山を登るような子だったそうだから、 電通に入ったばかりの頃は散策がてら 何度かはこうやって歩いてみたのではないかと思う。
帰りに同期のみんなと月島でもんじゃ焼きを食べたなんてこともあったはずだ。 スカイツリーにも近いから、きっと行ってみたことがあるはずだ。 最初のうちは、電通に入ったエリートの同期と楽しく笑っていた姿が思い浮かぶ。 仲の良かった同期が自殺したマンションに住み続けるというのは、確かに地獄だ。
しかしおそらく終盤は、終電を逃して家に帰った場合はタクシーだったのではないかと想像する。 タクシー料金は2000円程度であり、電通の社員ならば1年目でも出せてしまう。
ただ実際は、少なくとも行きに関しては電車を利用していたのではないかと思われる。 門前仲町から新橋までは、東西線で日本橋まで2駅、そこから銀座線で3駅で 乗車時間はたった9分。 マンションから駅のホームまでは大体10分、 そこから乗り換え含めて15分、さらに本社まで10分という感じだっただろうから、 合計で40分くらいだろう。 健全な通勤時間だと思う。