【感想】蜜蜂と遠雷はなかなか面白かったです。ピアノコンクールの話

面白かった。

この本は、前から順に読んでいくしかない。間違っても後ろの方をチラチラ見ないこと。各予選で誰が勝ち上がるのか誰が敗退するのか、コンクールの最終順位はどうなのかが分かってしまうと興醒めしてしまうと思うから。途中で、早く結果が知りたい!と思っても我慢して読み進めること。大体1ページ1分程度で読める。

ストーリーとしては3人の天才若手ピアニストを中心としたコンクールの一部始終が描かれているもので、特に優れている点は書評としてよく言われてることだけど、演奏が文章から伝わってくること。これだけたくさんの曲を演奏して、500ページにも渡る長い小説になると同じような表現が何回も繰り返されても不思議ではないけど、毎回新鮮な表現が使われていて、これがすごいと思った。(小並) おれは音楽家は有名なやつの名前を知ってるくらいで、バルトークって誰ですか(な・・なんかのゲームのラスボスですか・・)って感じだったけど、背景が分からなくても楽しめた。どういう曲か分からなくても、文章でそれが伝わってきている感じがした。

ストーリーは、マサル->アキラ、風間塵->ヒカルと置き換えて、音楽を連れ出すこと->神の一手を打つこととするとヒカ碁に似てるなぁとも思った。なのでおれは途中から風間塵の本選はホフマン先生が降臨してきて一緒に演奏して音楽を連れ出すのかなぁと思ってたんだけど、そういう感じではなかった。これについてはこれ以上話すとネタバレを経てしまうから黙っておく。興味があれば読んでくれ.


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