おれはソフトウェア業界はもう終わりだと思っているので、 こりゃいかんと思い、 電気工学に多少ゆかりがあるということで電験を目指しているわけだが、 この記事では おれがAIによってソフトウェア業界がどのように変わっていくと思ってるか整理する。
ワクチンに関してその毒チン性を的中させた天才予想師のおれが、みなさんに本物の未来予想を届けたい。 まぁ、毒チンした人間にはあんまり関係ないかも知れないけど。
ビジネスネック
まず、AIによってエンジニアリングの生産性が爆発的に上がる。 すると、ボトルネックがビジネス側に移動する。
現在のボトルネックはエンジニアリング側だ。 ビジネス側の要求にリソースの問題で応えられない場合もあるし、 実行する場合でも機能開発には何か月もかかったりする。
ではもしこれが数日に短縮されてしまったらどうなるかというと、 今度はビジネス側のアイデアが出てこなくなる。 あるいは、意思決定にはそれなりに時間がかかるし契約にも時間がかかるから、 その部分がボトルネックになる。
だから今後は、ビジネスがボトルネックになる。
理想的なエンジニア数
だから、エンジニアの数を減らさなければいけないことは間違いない。 では一体何人が最適だろうか。
究極的なAIは、ビジネス(この場合たぶん一人社長だろうが) からプレゼンを受けると、最適なアーキテクチャを考案し実装する。 この場合、エンジニアは不要になる。 2027年にはこのレベルのAIが出てくる可能性もあるが、 とりあえず現状はそうではないので「人は必要」ということにする。
すると次に考えられるのはエンジニア1人という状況だが、これは現状でもあり得る (同時に、今後、エンジニアが一人で起業するソロプレナースタイルが流行ると予想している)。 エンジニアリングに関する相談相手が必要として、それは現状AIでも十分に思うが、 「三人寄れば文殊の知恵」ということわざもあるし、人間エンジニアが3人くらいいてもいいかも知れない。
コミュニケーションネック
会社の中に社長とエンジニアがいる場合、エンジニアはリモートワーク出来なくなる。 なぜならば、開発がボトルネックでなくなった以上、ボトルネックは「そもそも何をどう作るか」 のコミュニケーションに移るからだ。
この部分の効率を最大化させる必要が生まれ、リモートワークは不可能になる。 代わりに、AIがリモートワークする。
雇用
エンジニアの枠は各社ごとに0人から3人程度となる。 となると2つの可能性がある。
もし、AIを使って開発するスキルがコモディティであれば、 少ない枠(買い圧)と大量の求職者(売り圧)がマッチングすることになるから、 価格は暴落する。ソフトウェアエンジニアは最低時給の職業になる。
どちらかというとこちらの方が可能性が高いと読むが、 もし、そのスキルがコモディティでないならば、 値はむしろ上がり、ソフトウェアエンジニアという職が 知的エリート限定の職業になる。 この場合、おれを含む無能エンジニアは就職出来なくなる。
焼け野原化
このようにして、ビジネスアイデアは猛烈な勢いで実装されていく。 しかし、人間が考え出せるアイデアというのは所詮有限である (というか現状でも模倣ばかりである)。
だからこいつらが猛烈な憩いで消費されていくと、すぐに枯渇する。 そして一瞬にして(特にサービス系の)ソフトウェア業界は焼け野原になる。
今後どうなるか
まず、これから新しく作られる企業はAIを活用するから、 最初から少人数の企業になって、エンジニアの募集はしないと思う。
次に、現状のエンジニア雇用だが、日本では人を軽々しく解雇することが難しいので、 営業への配置転換などで実質解雇が行われていくと思う。 なんせコミュニケーションがボトルネックになるから、人がたくさんいると 「船頭多くして船山に登る」 状態になってしまうから、早急に整理をしないといけない。 AIという最高のエンジニアリングパワーが手に入って、 システムの全体最適を考えた設計が可能になったのに、組織が縦割りでは話にならないのだ。
現在ではまだどの企業も、今後AIがエンジニアリングにおいて どのレベルまで行くか静観している状況だと思われるが、 早ければ2027年にもAGIを感じることが出来て、その時にはAIでどのレベルのことまで出来るのかということが 広く知れ渡っているだろうから、エンジニアの実質解雇に踏み出すと思う。 だから、ソフトウェアエンジニアという職業の寿命は早ければあと1年で、 めちゃくちゃ長く見てもたぶん5年くらいだと思う。