スクワットのコツは、ウェイトリフターが知っている。

最近、スクワットのやり方に気づいてしまったので共有したい。

ウェイトリフターのスクワットは美しい。 だから誰しもが、ウェイトリフターのように美しく安定した スクワットがしたいと思う。

スクワットのフォームには、 骨格が大きく影響する。 主に上半身の長さと、 上腿の長さがフォームに対してダイレクトに関わってくる。 だから、 短足で知られる スクワットパイセンこと山本選手のスクワットと、 白人選手のスクワットは全く別モノのようになる。

過去にこのことについて数学的な考察を与えた。 おれは、何に対してもまず数学的な考察が重要と考えるタチだ。

【数学】スクワットを考える

しかし、フォームは異なれど、 彼らのスクワットが美しいことに変わりはない。 安定していて、切り返しが速く、 挙上は爆発的だ。 軽量級の選手であっても200kgは軽々と挙げる。

どうやったらウェイトリフターのようにスクワットが出来るだろうか。 これはただ、才能の問題なのだろうか? おれはこれについてずっと考え続けてきたが、どうやら答えが見つかった。

一言でいうと、ウェイトリフターはスクワットをしていない。 彼らはプルをしている。 そもそもにおいて、立ち上がるという意識を持っていないのだ。

そもそも、彼らの競技にはスクワットはない。 あるのは、床からバーベルを引き上げる競技だけであり、 彼らが立ち上がることを目的にスクワットをする意味はない。 スクワットをするのは、プルのための補強であり、 彼らはバックスクワットを、プルの要領でやっている。

だから、切り返す時に頭を後ろに跳ねる選手が多いのと、 パワーリフティングの観点からするとやや浅めのスクワットをする 選手が多いのだ。

2017年、今から5年前に以下のような記事を書いた。

スクワットのしゃがみ方のコツを教える

今思うと、スクワットという種目が実は、 別の行為に置き換えて考えることでより正しく行うことが出来る種目である ということには気づいていたように思う。

理系分野では、このように、ある問題を解く時に 別の見方をすることがよくある。 例えば、フーリエ変換をした上で周波数領域における問題に 帰着させることもあるし、 一般には双対問題と言うが、電気回路に対して双対回路を考えて その上で問題を解くこともある。 京都大学の入試でよく出る背理法などもこの類だ。

スクワットも同じなのだ。 スクワットも結局のところ、 プルという別の問題に帰着させることでうまく行く。

ベンチプレスでは、 プルの要領でバーベルを降ろすことが良いことは よく知られている。 であれば、スクワットもプルの領域に帰着させることで 解けることは容易に想像がついたはずだ。 おれは馬鹿だ。

ふと考えるが、 もしかしたら人間はプッシュよりもプルする動きの方が得意なのではないか? あるいは、プッシュにおいてもプルの行為が重要であることが多いのではないか? 例えば、 ボクシングのパンチにおいては、逆の手を引く動作がより重要となる。 短距離においても、地面を蹴る意識は重要ではなく、 むしろ腿を引きつける意識が重要になる。 性行為においても、重要なのは生殖器を押し込む動作ではなく、引く動作だ。

もしかしたら、この考えを応用すれば、 日本経済を回復させる糸口が見つかるかも知れません。 すいませんがもう少し、考えてみます。


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