ティップネス木場が改善すべきこと

私は5月末でティップネス木場を退会して、YMCA東陽町でトレーニングを続ける。これは退会ブログである。

ティップネス木場を辞めた理由はいくつかある。まず、改善しようのないものを述べる。

  1. 水風呂がない: トレーニング後に水風呂に入りクーリングダウンすることで、興奮した自律神経を沈静化することが出来る。疲労回復についてもそうだが、水風呂に入れなければ夜眠ることが出来ない。お湯風呂はある。これを水風呂に変えたらどうだろうかとは思う。なぜならば、ティップネス木場はサウナもあるため、サウナに入ってから水風呂に入るコンボが期待出来るからだ。しかし、これは浴槽が1つしかないならばお湯と水どちらにすべきかとか、仕切りをつけて水風呂を追加するコストとか、その間浴場は使用禁止にするのかとか、経営のことがだいぶ絡んでくるのでわりとどうしようもない。従って退会するしかない。
  2. 人が多い: ティップネス木場のトレーニング場にはハーフラックとスミスマシンが1台ずつある。しかしこれを待ち時間なしに使えることは稀である。しかし人をたくさん入会させるのが経営にとって必要だから、諦めるしかない。従って退会するしかない。
  3. プレート・ダンベルが少ない: ハーフラックには、20kgのプレートが2枚、10kgのプレートが4枚、あとは軽いプレートがちょこちょこあるだけであり、全部合算しても140kg程度にしかならない。20kgのプレートは8枚は必要だ。全部合算して250kgは用意すべきだと思う。ダンベルも、30kgまでしかない。これは軽すぎる。50kgくらいまでは欲しい。しかしティップネスの会員の多くはハードコアトレーニーではなく、ランニングマシンで脂肪を燃焼させたい人たちであるから、トレーニングフロアを充実することには重きを置かれない。従って退会するしかない。
  4. ベンチプレス台がない: ティップネス木場でベンチプレスをする人は、ハーフラックに傾斜可動式ベンチを置いて行っている。しかしこれは良くないことだ。まず、ベンチを置く場所によってラックオフの具合が変わってきたり、場合によってはラックに引っかかったりする。これは、肩の怪我に繋がる。また、ベンチがベンチプレスに特化されていないため、台からの反作用を利用して挙上することが出来ない。これはいわゆる腕挙げに繋がり、やはり怪我を誘発する。しかしこれも3と同様に、ティップネスがハードコアに重点を置いていないがためである。従って退会するしかない。
  5. 高い: 30歳までは1月9000円程度の割引があるが、31歳になった途端に12000円になる。そもそも9000円も十分に高いが、12000円は高すぎる。払う気になれまへん。従って退会するしかない。

以上が改善しようがないものである。

最後に、改善しようのあるものについて述べる。

ジムの床にはタイルが敷かれる。一枚岩のタイルではなく、いくつかのタイルを組み合わせて全体を覆う。一般には、同質のものに統一するが、ティップネス木場はそうなっていない。これは多くの場合問題とならない。しかし、ハーフラックのスクワット立ち位置が左右で違うタイルだと大きな問題となる。事実、今はそうなっている。

左右のタイルは微妙に高さが違う。おそらく1mmか2mmと言った些細な違いだが、これは自分の限界重量を扱う場合には大きな問題となる。カイロプラクティックに行くと、脚の長さが数ミリ違いことを見ぬかれる。それは歪みであり、直すべきものである。限界重量を背負った上で、タイルの左右差により身体の歪みを強要されることは、それ自体が身体を歪めるし、なにより怪我に繋がる。スクワットの怪我は、背骨に対して致命的なものもあるし、膝や股関節を痛めるものもある。いずれにしろ、治らないか、治るとしても時間がかかる。歪みによって心臓を悪くして急死することもあるだろう。

スクワットはキングオブトレーニングと呼ばれる。キングとは王様のことであり高テスだ。私はスクワットを好む。だからこそ、そういうタイルのセッティングをした精神性・無知性が嫌だ。スクワットは、優遇されなければいけない。他のどうでもいいところが同質のタイルでフラットなのに、なぜよりにもよってスクワットが侮辱されなければならないのか。私には耐え難い。

従って退会するしかない。

YMCAには、水風呂もあるしベンチプレス台、スクワット専用ラックもあるし、ダンベルも45kg程度まではある。私を崇拝するトレーニーはYMCA東陽町に入会しろ。そして私と一緒にバーベルと戦おう。YMCAバーベル部を設立したい。

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