アガサ・クリスティの超名作「そして誰もいなくなった」。犯人が誰なのか気になって眠れない!

「そして誰もいなくなった」というアガサクリスティの名作はご存知ですか? 英語名はAnd Then There Were Noneだそうです。

名前だけは知ってるという人は多いと思います。なぜならば、名探偵コナンの中でモチーフにされたことがあるからです。  しかし、実際にこの小説を手にとって読んだという人は少ないかと思うので、紹介します。

第一の殺人が起こる

物語はまず、10人の登場人物がそれぞれ、謎の孤島(兵隊島)に向かうところから始まります。

それぞれ、謎の人物から手紙を受けており、ある女性はその孤島の豪邸でアルバイトをすることになっていたり、 ある人は、そこに行けば法外な報酬を支払われることになっています。

その10人は、

  1. ウォーグレイブ: 名判事
  2. ヴェラ: 女性体育教師
  3. ロンバート: 体格のよい元軍人
  4. ブレント: 金持ちおばあさん
  5. マッカーサー: 退役したおじいちゃん軍人
  6. アームストロング: 町医者
  7. マーストン: お金持ちのイケイケ青年
  8. ブロア: マッチョな元警部
  9. ロジャーズ: 執事
  10. ロジャーズ夫人

です。

正確には、ロジャーズは先に島についており、残りの8人を出迎える準備をしていました。

残りの8人はボートに乗り、島にたどり着くと、 おかしなことに気づきます。彼らを招待したU.N.オーエンという男がいないというのです。

しかし彼らは、せっかくなのでこのバケーションをエンジョイしようということで晩餐を始めます。

するとそこに、どこからともなく、声が聞こえてきます。 それは、10人それぞれについて、過去に冒した殺人について糾弾するものでした。 しかしそのすべては、無罪になったものであり、また、故意ですらないものもありました。 たまたま子供を轢いてしまったとか、不埒な家政婦を追い出したらその家政婦が自殺してしまったとか、 判事の例などは、明らかに有罪な人間を裁いただけです。

参加者は「言いがかりだ!!!」と怒り狂います。 すぐにわかるのですが、その声は録音機からのものでした。

「こんなふざけなことをするオーエンというクソ野郎は一体どこに隠れていやがるんだ!!!」

そして第一の殺人が起こります。マーストンが毒の入ったワインを飲み、窒息死するのです。

オーエンはこの中にいる

マーストンについては、当初、自殺という説もありました。 しかしあれだけイケイケなマーストン青年が自殺するというのもおかしい。 あれだけ健康そうな青年が突然死というのもおかしい。 まさか殺人・・・?いやそんなばかな。


次はロジャーズ夫人でした。眠ったまま二度と目を醒ますことはなかったのです。

それからも一人ずつ、人が殺されていきます。

そして、人が殺されるごとに、棚にある兵隊の人形が一つずつ減っていく。 殺され方も、「そして誰もいなくなった」で終わる童話に沿っていることに参加者は気づき始めます。

こんな狂ったことをするオーエンを一刻も早く見つけ出さなければならない。 参加者の何人かは島中を探索しましたが、オーエンは見つかりませんし、隠れられるような場所も見つかりません。

ここでウォーグレイブは一つの仮説にたどり着きます。

「オーエンは、この中にいる」

そして他の参加者たちに、この仮説に同意するか問うのです。

参加者たちが殺されていく

参加者たちは、疑心暗鬼になりはじめます。 狂い始めるものも出てきます。

誰がオーエンなのだろうかと各々思案しますが、 その度に、殺害された人間は増えていき、シロである人間が増えていきます。

こうやって謎の快楽殺人者オーエンによって参加者が次々と殺されていき、 人が減っていくごとにそれぞれがオーエンである可能性が高くなっていきます。 お互いにお互いの行動をチェックするために、常に一緒に行動をすることを強制したりしても無駄で、 結局人が死んでいきます。

読者である私は、「次は誰が死ぬんだ?」「一体誰が最後に残るのだろうか」

気になって一生止まりません。

午前4時、ついに生き残りが最後の二人になります。 生き残った方が犯人で確定。一体、最後に生きるのはどちらか?

一体どちらが犯人なんだ!!!

自分で知りたい人はこちら。

読むのはだるいけど先が気になる!という方はこちら。少しだけ演技をしました。


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