片付けが出来る子の方が中学受験に強い!?

中学受験の世界において、親というのは自分の子供が中学受験で成功することをどうしても信じたい生き物らしい。 おれは親になったことがないしなる気もないから、全く理解出来ない。

本当にくだらないと思うのだが、くだらないところに需要ありとみて、 片付けが出来るかどうかが中学受験で成功するかどうかに関係があるような記事がいくつも出てくる。 それにおれも乗るのは当然の流れだ。

最近、片付けが出来る子が向いてる派の記事が出て、ネットの中ではちょっとした賑わいを見せている。

わが子が中学受験に向いているかどうかは「片づけ」でわかる

ダラダラと勉強するのは一人っ子に多いようです。お母さんが今までその状態で許してきてしまっているパターンです。今の時代、「メシが食える力」に「テキパキ感」は外せません。

中学受験はずばり、早熟なタイプが向いています。その一つの目安として、私は、「小6の夏の時点で片づけができない子は、中学受験をさせてはいけない」と考えています。少し離れて見守ってみると状況がよくわかります。机の周りやカバンの整理を自分でできるかどうか、塾や学校の用意を自分でできるかどうか。これらは学習に対する「自主性」にもつながります。

2017年にも、片付けが出来る子の方が中学受験に向いてるという記事が出たらしく、それに対して室井佑月が反論している。

室井佑月「頭がいい子の机の上はぐちゃぐちゃ」――「子どもの才能が伸びる片付け術」に疑問

「私が知ってるすっごい頭がいい子、麻布中学に行くような学級委員長をやるような子の机の上は、ぐちゃぐちゃ」

「きれいに収納する子は、(成績は)そこそこ。真ん中より上くらい。普通よりはいいんじゃないかって子が、すごいきれいにしてたりする」「だけど、寮の部屋でも頭がいい子の机周りは結構ぐちゃぐちゃ」

真相がどこにあるかはともかく、おれの意見は室井佑月に近い。

まず、室井佑月に麻布中学に行くような子はと名指しで指名していただいたので、麻布卒のおれが昔どうであったか、今どうであるかを話す。

おれは小学校の頃から、部屋の片付けが出来なかった。 学習机の上もごちゃごちゃで、主にリビングで勉強していた。 出来る子はリビングで勉強するなんていうことも言われるが、これはただ 自分の学習机と部屋が汚いからリビングに出てきてるだけじゃないか?という説もおれの中にはある。

今は、少しは出来るようになった。 あまりにごちゃごちゃだと大事な書類が見つからなかったりして、 社会で生きていくにはかなり不便になるから、書類なんかは多少整理している。 この社会は書類をなくすことを前提としていないため、なくした時にはとんでもないことになり、 脳がぶっ壊れるのではないかというストレスを感じるハメになる。

野口整理法とLRUアルゴリズム

でもその他の部分は、相変わらず散らかしっぱなしだし、横幅180cmの机は、もので埋まっている。

部屋の掃除は、「健康に影響が出た時」に行うことにしている。 コンピュータのガベージコレクションでいうと、マイナーGCは一切起こらなくて、常にフルGCが起こるかんじだ。 掃除の間隔は2ヶ月に一回くらいだから年に6回。昔の彼女にもらったルンバは年に6回だけ稼働している。 おれも年に6回だけ働いて生活出来ればいいなと思う。ルンバに生まれたかった。

頭の良い子は文字も汚いという。 受験業界では灘文字と呼ばれるらしい。 これはおれもそうで、自分のノートをあとで見返しても読めない。

なぜ彼らは字が汚いし部屋も汚いかというと、 別にそれでも問題がないからだ。 ノートに蛇のような文字があっても、そこから授業中の記憶を再構築することが出来るし、 部屋が散らかっていても、何がどこにあるかは「知っている」。 だから、きれいにする必要がないのだ。

室井佑月のいう、きれいに収納する子が成績が中の上というのは、 その子がそうしないと処理出来ない程度の中レベルの脳の持ち主であるが、 整理することで多少有利になって、中の上まで上昇してるということだと考えられる。

こういった理由から、 おれは字がきれいなやつは信用しないことにしている。

宿題をテキパキがどうとかいう話もあったので、それについても話しておくと、 おれは塾から毎月渡される簡単問題集みたいな宿題は興味がなかったので全部棄てていたし、 夕飯はテレビを見ながら2時間くらいかけてゆっくり食べていた。 宿題をテキパキこなす優等生くんとはほど遠い存在だ。

つまり、どうでもいいのだ。 食事を急いでかきこんで勉強時間を確保する必要もないし、 宿題だってやらなくてもいい。 部屋も机もごちゃごちゃでも麻布中学には合格出来る。

これにて、論争は終結でいいかな?


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