【25年目の麻布中学合格体験記】麻布の焼きそば

麻布学園の文化祭は日本一です。予算は1千万円、3日で2万人の動員をします。毎年、5月の頭に開催されます。

来場者は主に分類すると、当時の私のようにお父さんお母さんに連れられた受験生や、麻布生に釣られにきてる女子高生や、あとは、その女子高生を釣りに来てる他校の学生です(笑)。確か、釣りにきてた慶応の人と「てめえくるんじゃねえよ」的な喧嘩が起こったこともあったかと思います。文化祭では、文化系のサークルによる展示会も行われて、これも大盛況です。その他、演奏会とか、親向けの講演会なども行われているようです。

文化祭に憧れて麻布中学を志望する小学生は少なくないです。私もその一人でした。

小5の時だったと思いますが、母親に連れられて文化祭に行きました。当時、将棋をやっていたので、将棋部に行って指してもらったりもしましたし、色々とおにいさんたちと話す中で、知的な話し方に憧れを抱いたのを覚えています。小学校や塾にいる猿とは違いました。

中でも、中庭で売ってる焼きそばが自分の中では、麻布に受かりたいという一番のモチベーションになりました。

何かおかしなことを言ってるのはわかります。実は、記憶を辿ってみても、なぜ焼きそばを作ることがモチベーションになるのか論理的な筋道が立てられないのですが、些細な論理は無視して結論に飛びつくと、「自分は焼きそばを焼くために麻布に入りたい」というおかしなことを言うようになりました。こんなにおいしい焼きそばを作れる麻布生はすごい!ということだったのかも知れないですが、それでもおかしなことです。おいしい焼きそばを作るなら周富徳になりたいはずです。狂ってました。

それで、実際に麻布に入って焼きそばを作れたかというと、作れました(実際に焼いていたのは上級生ですが)。文化祭はいくつかの部門によって構成されていて、そのうち焼きそばとか出店をやるのは接待部門という部門でした。そこに入って、焼きそばの出店に配置されたのを覚えています。しかし、私は念願叶ったりでテンションが上がってしまい、椅子の上に乗りながらステージを見て大はしゃぎしていると、なんと椅子から落ちてしまい、その衝撃で肘を骨折しました。とんでもなく痛くて、家に帰る途中の電車で冷や汗を流していました。

というわけで、私の麻布中学生活はいきなり骨折から始まったわけです。

最後に、これは受験生向けですが、私は、麻布の焼きそばは「合格焼きそば」だと信じています。焼きそばを食べたから合格出来たのだと考えているからです。文化祭に行った際には、もしかしたら裏メニューには麻布名物ゲロ煮込みうどんも売ってそうですが、そういうおいしくないものではなく、焼きそばを食べましょう。


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