競技プログラミングの性とかいう怪文書について

テストステ論名物、競プロポエムである。

ちょっと前に、「競技プログラミングの性」 というタイトルの怪文書がネットにあがり、軽く騒然としたことがあった。

その記事はなぜだかもう消えてしまったのだが、 内容は一言でいうと以下のようなものであった。

「女性というだけでちやほやされる競技プログラマがいて、ちやほやしてるおちんぽどもがきもい」

ほほう。これはなかなか刺激的な内容だ。

「いて」のところまでは間違いなく真実である。 「茶色になるためにがんばってまーす」「今日もがんばって精進したよ!」みたいなぬるいツイートに おちんぽからのLikeが山ほどつく光景は珍しくない。 最近ではYoutubeでのがんばってるアピールに対して高評価が山ほどつくケースもある。 実際に、その記事で言及されているのはYoutubeのケースであった。

こういう現象は、ネットゲームではよく見られるものだ。 女性のプレイヤーの周りにはいつもおちんぽ騎士団が武装していて、 その中心にいる女性は「姫」と呼ばれる。 最強のおちんぽ騎士団は本当に最強で、姫を囲い、 ゲームをキャリー(勝たせること)し続ける。 ネットゲームでは、ボイスチャットもあるから、 リアルと女性と会話することも出来ないがゲームには長けているブサイクには楽しいひとときなのだ。

もちろん「あわよくば」とは思っているだろう。 ほとんどのケースでは、姫にはすでにしょうもない彼氏なり場合によっては夫がいて、 おちんぽ騎士団を弄んでいるだけなのだが、中にはうまく行ってしまうケースもある。 CSGOというゲームの某チームは、おちんぽ騒動が発端となってメンバーの脱退に繋がったと言われている。 性には実害がある。

IT業界にも、誰とは言わないがこういう姫のような人間はいて、 周りにいる人間がまじできもちわるいなと思うことはあった のだが、競技プログラミングで起こっていることとは少し理由が違うように思う。

IT業界一般で女性をちやほやするのは、そうした方が社会的に得というのがある。 そうすることで、私は女性も男性と平等に扱う人間であるとアピール出来るからである。 「あいつは女だからだめだ。言ってることがぬるい」というよりは、 「女性らしい視点ですね」と褒めておいた方が良いに決まってる。 また、女性を活かそうとする社会では、その姫が将来的にステップアップしていく可能性が高く、 そうなった場合、近づいておいた方が得というのもあるだろう。

しかし、競技プログラミングではこの要素は薄い。 そこでおれは、競技プログラミングとネットゲームの共通点を見出すのである。

それは何か? 競技プログラマの上位層にはブサメンが多いということと、 競技プログラミングしか取り柄がないアンバランスな人間が多いということだ。 そして競技プログラミングの場合は、その多くが男子校出身というのもあるかも知れない。

男が、自分の長所を活かし、 女に良いところを見せようとするのは自然なことだ。 しかし結果として、それが周りからはきもく見えてしまうことは確かである。 とりわけ、競技プログラミングではゲームのようにボイスチャットをするという現ナマ的な楽しみもないから、 「あわよくば」の部分だけが強調されてしまう。 それがあの怪文書につながったのだ。もちろん書いたのはおれではないが。

ついでにもう1つ言及しておくと、競技プログラミング業界がゲーム業界と似ているところがある。 それは「強いやつが偉い」論理の存在である。 強いやつは強いはもちろん真実であるが、偉いかどうかは別の話だ。 しかし、競技プログラマのとりわけ上位層には、強いから偉いを本当に信じている人が多い。

その中心にいるから、AtCoderのchokudaiを批判する人は存在せず、 chokudaiは、おれから見ると暴走としか思えない言動をしてしまうのである。

AtCoder ABC149におけるシステムエラーについて思うこと

ABC149でシステムエラーを起こしたあと、chokudaiは自身で問題の特定を試みたようだが よくわからないとして断念したようだ。 さらに、次週予定されていたABC150も延期となった。

それに対してリプライがすべて 「年末くらい休めってことですよ!おつかれさま!」 「次の開催を期待してますね!」 論調であったのが不思議であった。 「いいから年末なんか放棄して徹夜でやれよ。やれないなら死ね」 という人がいてもいいのにと思うのだが。

まるで、裸の王様である。 chokudai王国というのはなるほど面白い自虐だ。さすが筑駒、さすが高IQ。

彼らchokudaiキッズの中にはおれのAtCoder批判記事に対して 「緑が黙ってろ」と言う人がいる。 もちろん黙る気はないし、間違ってると思うのだから、 間違ってると言うまでである。 おれはchokudaiは競技プログラミングが出来るだけのケットシー くらいにしか思っていないし、 実際にAtCoderには批判する人間が必要だと思っているからだ。 そしてなにより、AtCoderをよくすることは、自分にとっても利益のあることだからだ。

彼らは競技プログラミングしか出来ないから それが絶対だと信じているし、 それを使って異性にアプローチすることが当然だと思っている。 しかし、その外から見ると、あまりに滑稽なことであり、 きもいと見られて当然なのである。

競技プログラミングに熱中することは良いことだ。 とりわけ若い時に何かに熱中出来るということは尊いことであるように思う。

しかし、おちんぽはやめなさい。

とりあえず、スクワット100キロを挙げられるようになりなさいこのもやしどもが。

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