完全自殺マニュアル「クスリ」編

「完全自殺マニュアル」はまず、 薬物の過剰摂取によって死ぬ方法を紹介している。

色々と成分のことや、それを含む薬がいくつも書かれているのだが、 この記事ではざっくりとしたまとめを、自分の所感とともに提供する。

一般論

まず、薬物の過剰摂取で自殺する場合の要点は、

  1. アルコールと一緒に飲むこと
  2. 吐かないこと
  3. 致死量を飲むこと

である。

アルコールと一緒に飲むこと

アルコールを飲むことで、 多くの薬は効果を強めることが出来る。 従って、薬と一緒に酒を飲むと確実性を高めることが出来る。

吐かないこと

薬物を大量に摂取すると、 吐き気を催して吐いてしまう場合があるらしい。 これが自殺が失敗する原因の一つとなる。 これに対する直接的な対処方法は、静脈注射することであるが、 これが難しい場合は、吐き気止めを飲んで吐かないようにしておくという手もある。

吐き出すという観点では、 胃の中が空っぽだと吐き出す場合があるから多少は食べないといけない。 しかし胃の中が満タンだと中毒症状を起こすのが遅れるからこのバランスが難しい。 本では、紅茶とトースト一枚程度が推奨されている。 死ぬ前に食べるのが紅茶とトースト一枚だなんて、悲しすぎる。 薬物自殺の欠点の一つだと思う。 首吊りにはこのような欠点はないから。

薬が飲みにくい場合は、 薬をすりつぶしてからヨーグルトやプリンなどに混ぜて食べることは許されるようだ。 これは、薬の吸収を早めるという説もあるが、否定する人もいる。

致死量を飲むこと

未遂に終わるケースに多いのは、 致死量を飲んでいないというケースのようだ。 しかし一方で、一般的にいわれる致死量より少ないのに死んでしまうというケースもあり、 これが自殺を難しくする。

致死量というのは、自殺者の体格や、 耐性によって異なる。 つまり、幅がある。

この幅が狭い方がいい。 ある線を超えたら「確実に死ぬ」というものの方が 自殺には適している。

クスリでの自殺

クスリでの自殺は大きく分類すると、

  1. ダウン系
  2. アップ系

の3つに分けられそうだ。

ダウン系

睡眠薬の他、抗不安薬、ダウン系ドラッグなどが該当する。 意外なことに、吐き気止めや鎮痛剤なども該当する。

これらの(自殺に使う上での)目的は、 中枢神経を抑制して、 呼吸停止させることだ。

どれも基本的には同じような仕組みで作用する。

この中からおれが気になった2つの薬を紹介する

ブロバリン

当時はカルモチンという薬名で売られていた、 芥川龍之介が自殺に使ったことでも知られる由緒ある自殺薬である。 太宰治も未遂に使ったし、多くの若者がこの薬によって自殺した。

成分はブロムワレリル尿素という。 これを致死量摂取すると速やかに意識を失い、 一時間もすると呼吸停止になるようである。

ブロバリンは今は、医師の処方箋がないと買えないが、 リスロンSのという市販薬が同様の成分だから、これを大量に入手することが出来れば、 遂げることが出来そうだ。 一つの薬局で大量に購入することは不可能だから、 複数の薬局を回って30箱ほど買い込む必要がある。 それを一気に飲み干せば、あとは眠るようにゴールイン。

おれは、自殺薬には実績が大切だと思うから、 ブロバリンは昔からある薬とはいえ、評価している。

バルビタール

 「ネンブタール」という商標名で知られているバルビツール酸系催眠薬のペントバルビタールは、かつてごく少量が鎮痛剤として広く使用されていたが、オーストラリアでは1998年に使用が禁止された。だが、病気や高齢で衰弱した場合に痛みのない、安楽な死を求める年配者は、この薬をますます求めるようになっている。

豪の安楽死支持グループ、「自殺薬」の作り方を紹介するビデオを作成

バルビタールはとんでもない薬だ。 欧米の安楽死協会も推奨している。

これは睡眠薬なのであるが、 めちゃくちゃ強力なので、 致死量の幅が狭い。

つまり、未遂で終わる確率が極めて低い。

頭痛や痙攣などの中毒症状もあるようだが、 大量に飲めば一瞬で眠ってしまうため関係ない。

本に書いてある中では、最強の自殺薬だと思う。

しかし、作れると言っても、出来たものの質を事前に検査する方法がないため 作って飲もうとは思わない。 規制が緩めのオランダあたりで入手というのが安全だろう。 メキシコでも手に入るようだ。

アマゾンで買えるようになればいいな。

アップ系

アップ系というのは、中枢神経を活発にして、 心室細動や脳出血を引き起こして死ぬというものである。 死ねる原理はわかるものの、とてもじゃないが恐ろしくてやりたくないと思った。

エスタロンモカ

カフェインの大量摂取でも人は死ぬことが出来る。 おれは実験的にカフェインを1200mg一気に摂取してみたことがあるが、 この時は頭が活発になりすぎてとんでもないことになった。 何発射精しても眠れなくて、狂ってしまうかと思った。

致死量は50000mgだそうだ。 確かにそれだけ飲めば死ぬかも知れない。

ただ、中毒作用で苦しむのではないかと思う。 やはりまずはダウン系から検討すべきだ。

覚醒剤

覚醒剤でも当然死ねるが、 確実性も低いし、 そもそも入手困難であるから、 あまり良いと思えなかった。

周りにある、飲んではならんっぽいものを大量に飲むと死ねるようだ。 その原理は、麻酔のような効果をもたらして死ぬとか、 内蔵を破壊して死ぬとか、色々ある。

しかし面白いことに、 これは身体に悪いだろと思うものでも、 意外に死ねないものがあるということだ。 だから、この方針で行く場合は、 本当に死ねるものを選択することが必要となる。

ここでは とりわけ良さそうなものをピックアップする。

ベンジン

100ml程度一気に飲み干せば、 まず、中枢神経が抑制されて麻酔状態となり、 その後、呼吸停止か心室細動で死ぬ。 中毒症状は、めまいや頭痛程度であり、 速やかに昏睡するようである。 アマゾンで買えるくらい入手性も高く、 かなり優秀な自殺薬だ。

ニコチン

ショートピースというタバコを44本水に1時間漬けて それを飲めば死ねるようだ。 しかし、良い自殺薬とはいえない。 吐き気を催しがちで、未遂に終わりやすいし、 飲んだあとは喉をかきむしるほど痛むそうだ。 安楽死とはいえない。

ヨードチンキ

ヨードチンキを大量に飲めば 消化器管がまず破壊され、 そのショックで死ぬ。

調べてみると、 放射線被曝を防ぐためにヨウ素を飲むというテクが 広まったことがあったのか。恐ろしい。

ヨウ素を含む消毒液などを飲んではいけません

たぶん、自殺マニュアルで得た知識を悪意から流布したのだろう。 自殺マニュアルを他殺のために使ってはならない。

まとめ

おれがクスリによって自殺するのであれば、 まずはダウン系から考えたい。 飲んだら眠くなって、そのまま意識がなくなって やがて呼吸停止するというのはまさに安楽死のあるべき形といえる。

一番はじめに考えたいのは、ブロバリンだ。 次は入手困難ではあるがバルビタール。

より詳しく知りたければ、一家に一冊自殺マニュアル。良いと思います。


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