ENS手術後半年の鼻腔

ENS手術をしたのが去年の10月はじめなので、 それから半年経ったことになる。 また記録をとりたい。

3ヶ月の鼻腔についてはここで話した。 2024年元旦の鼻腔はどうかな

3ヶ月と現在(6ヶ月)の左の鼻腔を並べてみる。

エンプティノーズの症状としては相変わらず良好で、 鼻腔の状態も安定していることが見てとれる。

1月2月あたりは、つくばは寒さと乾燥が厳しいのでややドライ感があったが、 今は写真からも見てとれるように鼻腔内にモイスチャーがあるし、 感覚としてもドライ感はない。 以前に公開したどの写真よりも、モイスチャーがあると思う。 この手術の目的は鼻腔を狭小化することだが、その副作用でどうやら 鼻腔内の生理機能が回復するように思う。 回復自体は以前から感じていたが、この3ヶ月でさらに良くなった。 春になって少し暖かくなったのももちろん影響しているだろう。

あと、実家に帰っていた時は鼻洗いの道具を持っていくのがめんどくさかったので サイナスミストのハイパートニックスプレーを使っていた。 鼻腔内はナメクジに似ているため、強い塩分がかかると縮んでしまうのではないかとかなり不安だったが、 問題なかったようだ。

今後だが、おれとしては夏にどうなるかは気になっている。 ENS手術以前は、夏に症状が悪くなることが多かった。 2022年の夏に鼻詰まりで発狂しそうになり、慈恵医大を紹介してもらって2023年の春にOSRP手術、 その後2023年の夏にまた鼻詰まりで発狂しそうになり、10月に埼玉医大でENS手術をした。

ENSは一般的には冬に悪くなることが多いようだが、 おれは明らかに夏の方が悪くなるタイプのようだ。 おそらくこれと関係があるのだが、 ENS手術前はサウナに入ると鼻がおかしくなって発狂しそうになっていた。 本当に、気が狂いそうになりながらサウナの中で耐えていた。 サウナについては今は以前ほど悪くならないし、鼻詰まりが起こることはないのだが、 サウナ自体がややドライ寄りだからか、外気よりは不快感がある。

現在の鼻が、この夏にどうなるのか。 ふつうに快適なままなのか、あるいは悪化するのか。 そもそも手術前の鼻が夏におかしくなっていた理由もわからないので、 今の鼻であっても夏におかしくならないとは限らない。 しかし、サウナでの変化を考えれば、おそらく大丈夫だろうとは予想している。

ENSは、不勉強な耳鼻科医の知識では治療法はないということになっているようだが、 事実としてここに、ENSが手術によって治った事例がある。 そしてその手術には、特殊な器具も機材も必要ない。 このことを忘れてはいけない。 この手術が広まって、日本国内どこでも同レベルの手術が受けられるようになって、 ENSで悩む人がいなくなることを目指したい。 そのためにおれは、情報を公開している。

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