PLL21のリスト

記憶法

これまで、LBL、簡易CFOPを覚えてからF2Lを勉強し、PLLを拡張してきた。 PLL13の考察 (PLL21の縮小版)

拡張分についてはだいたい出来るようになったので、次はいよいよPLLを全部覚える。 そこで、何度も見返すために、自分用のPLLリストを作ろうと思う。

残りのPLLはR,G,Nだ。 凶悪なやつらが残った。どうすればいい?

ルービックキューブの手順の記憶でもっとも有力な手段は、 その手順に意味をもたせることだと思う。

例えば、OLL23は「鬼」と呼ばれている。これは、ヘッドライトが 鬼のツノに見えるからだ。こうやってまずパターンを意味づける。 鬼の解法はストーリーで覚えた。 右のツノをR2で回して左側にキックする。一度Rを回して次は左のツノを右下に持ってくる。 そしてさっき左側にキックしたツノを今度は右にキックする。 それからRすると、あとは自明。 こんな感じで、ツノを動かすストーリーで覚えると、簡単に思い出せる。

ルービックキューブの手順は長く、無味乾燥に覚えることは 相当に記憶力が良くなければ無理だろう。 しかし、こういったストーリーに結びつけると、記憶しやすいものだ。

あるいは、この鬼の例でもそうだが、 特定のピースに注目してその動きに着目するということも記憶には有利になる。 このように、出来るだけこういった視覚情報として記憶すると、記憶が想起されやすい。 これは、大学受験時に勉強法として学んだことだ。
おれの脳は、意味のないことの単純記憶がほとんど出来ない欠陥品で、 これは中学受験でも苦労したことだが、 それだと困ってしまうので、どうすれば記憶が出来るのか研究した。 でも逆に、一度意味がわかってしまうとおれの脳はものすごい能力を発揮する。 そこに賭けようと思う。

手順を塊に圧縮してしまうという方法もある。 こうして情報量を小さくすると、なんとか覚えられることがある。 各手順は自然な手の動きをしているため、 その流れの中で次の手順を思い出すこともままある。

リスト

T: (Tr-U’ Sn-F’)(F Ja-U’ Tr-F')

  • 2つのOLL(下二層は破壊しない)を組み合わせることが原理。参考動画
  • 真ん中のF’Fはキャンセル可能

Y: (F Ja-U’ Tr-F’)(Tr-U’ Sn-F')

  • Tパームの前後を入れ替えただけ

Ua: (M2-U)(M-U2-M’)(U-M2)

  • Mは指ではなくr’Rで入れる方が安定する

Ub: (M2-U’)(M-U2-M’)(U’-M2)

  • Uaの逆
  • (MU2M’)’ = (同)
  • UaのUをU’で置き換えただけ
  • 正面のピースを左側に移したいからU’する

H: (M2-U)(M2-U2-M2)(U-M2)

  • 真ん中のM2-U2-M2はU面のFBセンターピースをスワップする

Z: (M'2-U)(M'2-U)M’(U2 M'2 U2 M’)U2

  • (2 1)(2 1)(1)(2 2 2)
  • 最後のを繰り返していくとどっかでAUFします
  • 参考動画

V: S T S'

  • S = 左セクシー
  • S’手順は、LU’をするとI化したような形になるのでL’ULでスロットイン

F: S T S'

  • MR面を前後スワップさせる
  • S = R’U’F’, S’ = FUR
  • 最後のF’Fがキャンセル出来る

E: x’(Ja-D)(Tr-D’)(Tr-D)(Ja-D')

  • LR面を前後スワップさせる
  • 黄色面手前スタート
  • Dは左手小指のプルプッシュを繰り返すのがコツ
  • 右手はRR’…を繰り返しているだけ

Aa: 左Ab

  • 白面手前スタート

Ab: xR2’D2(Tr)D2(RU’R)

  • 白面手前スタート
  • 親指U面から
  • Dは左手で回す

Ja: S T S'

  • S = F Ja, S’ = Tr F'

Jb: (Tr-F’)(Tr-U’)(Sn)(Ja)

  • Tパームを途中からはじめてローテートしたような手順

Ra: (Ja)(R’D’)(Tr)(DR)(U’RU’R’URUR')

Rb: (R’-U2)(R-U2)(R’F)(RUR’U’R’)(F’R2)

  • 右奥隅のスロットの動作に注目する
  • 参考動画

Gd: (Tr-U’D)(R2U’)(Ja-U)(R’UR2)(D')

  • 右親指U面から。R2のあと親指はF面
  • Tr-U’D: 右下のスロットを出して、左手でUD面を引く
  • R2U’のあと、左手前の2つをスロットイン
  • R’UR2: 右奥にある白とドッキングしてR2でD面に回す
  • 参考動画

Gb: (R’U’RUD’)(R2U)(R’URU’)(RU’R2)(D)

Ga: (R2)(UR’)/(UR’U’R)/(U’R2)/(U’D)/(R’UR)(D')

  • UR’U’Rは裏スロットイン。F2Lがあると思って回す
  • U’R2は白を視界から消す
  • R’URは左奥のI化のスロットイン
  • 参考動画

Gc: (R2’)(F2)(RU2RU2)(Sn)(UR’U’)(Sn2)

Na: (r’DrU2)5

  • 親指F面から
  • 参考動画
  • 多少遅いが、確率が低いことと、Nパームは覚えやすい手順がないためこれを採用する
  • この動画では、この手順を竹村篤人選手が使ってると言ってるので、上級者でも採用出来る手順だといえる

Nb: (rDr’U2)5

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