宅浪の勉強法!好きな科目と嫌いな科目を混ぜるスーパーセット法がオススメ

宅浪では好きな科目ばかりやりたくなる

宅浪をしているとどうしても、自分の好きな科目ばかりやりがちだ。

もちろん、合格するためにはこれをやらないといけないあれをやらないといけない というのは頭ではわかっている。 しかし、頭ではわかっていることが出来ないというのが、あなたが人間である証でもある。

予備校に通っていると、こういうことはなくなる。 というのも時間割が強制されていて、それにまじめに出席する限りは、 好きな科目ばかりやるということは許されなくなるからだ。 もっとも、面白くないなと思ったら寝ている人が周りにも多かったので、 実質的には意味ないかも知れないが。 東大クラスなどはまた雰囲気も違うのかも知れない。

私が宅浪時代に、図書館で勉強していたことは話したけど、 私の大目標は京大受験ではなく、大数の学コンだったし、 その他にも物理では名問の森を解くのがとても楽しかった。 しかし、残念なことに、京大の試験自体にも化学は存在するし、 センター試験では社会科目なども存在する。 これらは、ずっと嫌いな教科だった(有機化学だけはパズル要素があって 少しだけ好きになったけど)。

大学受験は嫌いな科目を勉強する人生最後の機会

嫌いなものもやらないといけないのが、大学受験の辛いところだ。

大学に入ってしまうと、その学部は自分で選んだものなので、 大抵の場合は自分の好きな科目ばかりになる。 例えば、電気電子工学というのは、その大半がただの応用数学である。 一般教養では化学っぽいものもあったが、それも物理の延長線上にあるようなものであり、 大学受験の化学のような知識問題ではなくなる。 一応とらないといけない文系の一般教養も、ある程度の範囲では自分の興味のあるものを 選択出来るので、死ぬほどつらいということにはならない。

このような理由から、 私は、大学に入ってからは、勉強が辛いと思ったことは一度もない。 今はどうかしらんけど、当時の京大は出席を強制する授業は少なかったし、 一般教養についてはほとんど出席せず、中には無勉強で行き、 指定の教科書をテスト中に拾い読みして合格したものすらあった。 こういうのも、京大では許される。

大学を卒業してからは大好きなプログラミングをしてるので、 本当の意味で自分の嫌いな科目を強いられたのは、大学受験が最後だ。


お気づきのことだろうが、私は嫌いなことをするのが大嫌いな人間だ。 これはトートロジーのようであり、ついにこいつも小泉進次郎になってしまったか と思うかも知れないが、事実だ。

古文と漢文は、本当に、サイコロを振っていた。 やれば点数がとれることはわかるが、やると脳が破壊されると思ったので 絶対にやらなかった。 麻布高校の進級でも、古文は本当に赤点の危機だった。 まぁ教師が本気の人で、問題が難しすぎたからみんな苦戦していたが。 赤点でいうと、中学校時代だったかも知れないが、日本史や世界史も 死ぬほどやばかった記憶がある。 これもやっぱり教師が本気だった。

しかしそれでも、一部の嫌い科目はどうしてもやる必要があった。 例えば、化学は京大の本番試験にあるし、採点も重く、有機中心なので 勉強すればとれるようになる場合が多いから、勉強しないわけにはいかない。 化学を捨てて合格するのは、かなり厳しい。 他にはセンター向けの社会科目の地理なども、勉強しないわけにはいかなかった。

好きな科目と嫌いな科目を混ぜる

ではどうしたかというと、私の作戦は、 日々のノルマに好きな科目と嫌いな科目をミックスさせるというものであった。 ここにはアメとムチ以上の意味合いが存在する。

まず、当然だが好きな科目から始める。嫌いな科目が終わったら 好きな科目をしてもよいとしてしまうと、たぶん嫌いな科目は適当にやってしまうから この順番はいけない。

ポイントは、好きな科目でも勉強としてやっているとやがて疲れてしまうということだ。 ここで嫌いな科目にシフトする。この科目は数学や物理のように思考力をあまり必要としない 知識中心の科目だったりするから、それが新鮮に感じて、むしろ救いとなる。 こうすると、嫌いな科目の存在も好意的に捉えられるようになる。

スーパーセット法との類似点

ちなみにこの方法は、私が受験生のときは知らなかったのだが、 筋力トレーニングの世界ではスーパーセット法と呼ばれるトレーニング法で 似たものが知られている。

上腕を例にとって話すと、上腕には二頭筋と三頭筋がある。二頭筋というのは 前側の力こぶのことであり、三頭筋というのは後ろ側の筋肉である。 これらの筋肉は、拮抗筋と呼ばれている。拮抗とはここでは、例えば二頭筋が緊張する時には 三頭筋はリラックスされるという関係のことだ。 この、拮抗筋を交互にやるというのがスーパーセットである。

スーパーセットのメリットのうちおそらくもっとも重要なものは、 例えば二頭筋のトレーニングをして二頭筋が疲弊したあとに、その拮抗筋である 三頭筋のトレーニングをやると、二頭筋がリラックスし、回復するという効果だ。 これによって、三頭筋をやったあとにまた二頭筋のトレーニングをある程度フレッシュな 状態でやることが出来る。

他には、単に時短の効果もある。 これはコンピュータのパイプライン処理のようなものだ。

好きな科目と嫌いな科目を混ぜてやるというのも、二頭筋と三頭筋 に置き換えてもらえば同じことに気づくだろう。 筋トレは、すべての基本だ。


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