v6プラスのざっくりとした説明

我が家にv6プラスがやってきた

【So-net】「v6プラス」ご利用開始のご案内

この5月の頭からso-netに乗り換えて、v6プラスがすぐに有効化されるはずだったのだが、 おれが楽天から事業者変更をした時に楽天がミスをしていたことが原因で今日やっとv6プラスが有効化された。 もしおれが自ら積極的に原因調査に動かなければ、事態は何も進展せず、もっと悪いことになっていた。

現在、楽天のサポセンには一回の電話が繋がるまで1時間程度待つ必要がある。 それを何度も繰り返し、so-netとは4度もメールでのやりとりをし、ようやく楽天のミスが発覚し、 問題は解決に向かったのだ。

その問題とは楽天がVNEとの接続を握ったままだったということであり、 それ故にso-netがVNEとの接続を拒否されてしまっていたという話なのだが、 ここでは詳細は省く。

とにかく、楽天から事業者変更をして他のプロバイダに移った人のうち、 v6プラスやtransixの有効化処理がなかなか進まない場合は、同じようなケースかも知れないため、 疑ってほしい。

v6プラスの仕組み

この記事の主旨は、楽天のミスを追及するものではなく、 v6プラスとは一体何なのか?を超わかりやすく説明するものである。 (一応序盤の方だけ以下の本をちょろっと読んだ。興味があればどうぞ)

おれはネットワークの専門家でも何でもないため、誤ったことを言うかも知れないが、 逆にいうと常にネットワークのことを考えているわけでもないわけであり、 今まとめておかないと一年後には忘れているだろうから、 自分のためにもまとめておきたいというわけだ。

ではまとめていく。

目的はインターネットに繋がること

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これが日本のネットの概略図である。

みなさんがYoutubeなどインターネット上にあるサイトに繋がるためには、 インターネットの海に出る必要がある。

しかし、日本のネットはみなさんの家とインターネットの間に 「フレッツ網」というNTTが管理している領域が挟まっている。 これを無視してインターネットの外に出ることは許しませんと NTT法というもので決められている。

ISP (PPPoE) or VNE (IPoE)

そのため、フレッツ網を突破するために、それを手助けされる必要があるのだが、 ここで従来活躍していたのがISP (Internet Service Provider)だ。 ISPというのはビッグローブとかniftyとか楽天ひかりとかそういうもののことであり、 こいつらはPPPoEという方法を使って、ユーザと自分たちの間に道を作ることが出来る。

しかしこの道が細い上に、接続するにも色々と処理が必要であり、 とにかく速度が出ないことがわかってきた。 特に、夜になって接続するユーザが増えてくるととてもブロードバンドとは言えないような 速度になってしまっていた。

そこで別の方式であるIPoEという方式によってユーザと自分たちを繋ごうというのが VNE (Virtual Network Enabler) という組織である。 IPoEでは、PPPoEのようなわずらわしい処理なしに接続することが出来るため、 とても高速である上に、夜になっても極端に速度が落ちることはない。

インターネットにはv4とv6がある

ところで、インターネットの世界にはv4とv6というのがある。 これらは、プロトコルのバージョンのことである。 インターネットにはこの2つが混在しているのが現状である。

どのくらい普及しているかはGoogle IPv6 などを見ればわかる。2020年の現在では、3割程度であり半分もいっていない。

ここでのルールは、v4のサイトに接続するためには自分もv4でやりとりしなければならないし、 v6のサイトに接続するためには自分もv6でやりとりしなければいけないというものである。 両端が同じプロトコルを話すことがインターネットでの決まりごとである。 ちょうど、会話において両者が同じ言語を話すのに似ている。

ipv4 over ipv6

ここで問題が起きる。 PPPoEでISPに接続していた時には実はv4とv6が両方使えていたのだが、 IPoEでVNEに繋ぐ時にはv6しか使えないのだ。 IPoEは故にネイティブv6などと呼ばれたりする。 これでは、高速はIPoEを使ってv4を話すことが出来ない。 現状では多くのサイトがv4を話すのだから、不便だ。

そこで、IPoE接続の上になんとかv4を流せないかと考える。 これがipv4 over ipv6である。

MAP-E or DS-Lite

本来v6しか話すことの出来ないIPoEの上でv4を話すための方式はいろいろあり、 代表的なものはMAP-EとDS-Liteがある。 これらは、接続しているVNEによって異なり、 接続するVNEは光コラボ事業者によって決まる。

例えば、おれが使っているso-netはJPNEというVNEと契約しており、 JPNEはMAP-Eを使っている。 おれが以前に契約していた楽天ひかりもつい最近になってIPoEを提供しはじめたが、 彼らはDS-Liteを使っている。

v6プラス or transix

では、v6プラスとかtransixというのは何なのかというと、 そのサービス名である。

使っているWifiルータが、v6プラス対応じゃないといけないとか そういった制約は、これらの方式(MAP-EとかDS-Lite)に対応しているかで決まっている。

オススメWifiルータ

これがおれが使っているWifiルータで、 裏に1GのLANケーブルも接続出来るため、ゲーミングPCとの有線接続も出来るし、 MAP-EとDS-Liteの両方に対応している。 実際には他にも方式があるのだが、ほとんどのVNEはこのどちらかを使っているため、 それほど広い家でない場合においては、 このWifiルータを買っておけば無難だ。簡単設定ウィザードがついているため、設定も容易い。 広い家の場合でもより上位モデルで対応出来るから、調べてみてほしい。

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