完全自殺マニュアル「焼身」編

焼身自殺の安楽死ではない!

焼身自殺は他の自殺とは性質がまるで違う。

他の自殺はあくまでも、 いかに楽に死ねるか、いかに死体がきれいなまま死ねるか などを判断基準として比較されるものである。 つまり、安楽死を目的とする。

一方で 焼身自殺というのは、安楽死では決してなく、 むしろその対極にあるものだ。 安楽の反対語は何かというと難しいが苦痛だとすると、 「苦痛死」とでも呼ぶべきものだ。

そう簡単には死ねず、未遂に終わることもある。 未遂で終わった場合、ケロイド地獄で一生苦しむことになる。 仮に無事死ねる場合でも、病院で長い間苦しんだあとに死ぬことになることがある。

なので、「安楽死」を望む人には全くオススメしない。

しかし、だからこそ焼身自殺は価値がある。

焼身自殺はもっぱら、何かしらの抗議のために行われる。

1963年のベトナムサイゴン(現在のホーチミン) では、仏教徒弾圧への抗議として 僧侶が焼身自殺を図った。 燃えながら祈り続けるその姿に集まりひれ伏す民衆が映されている。 この映像は結構有名だと思う。

ガソリンを最低5リットルかぶる

焼身自殺を成功させるには、5リットルのガソリンか灯油をかぶる方がいい。 1リットルとかでは未遂に終わる可能性が高い。 安全のため18リットルかぶったという例もある。 それを、少しずつすくって全身にまんべんなくかける。 そして、火をつける。

すると火柱が上がり、全身が炎に包まれる。 この時、皮膚が焼ける想像を絶する痛みでパニックになってしまう場合もあるが、 強い信念があれば、祈り、訴え続けることが出来る。 自分の信念が強いことを示すのに、これ以上の方法はない。

炎上の結果、 「皮膚の1/3が燃えれば50%、2/3が燃えればほぼ死ねる」 とは書いてあるのだが、この本が書かれたのは1991年。

京都アニメーションにガソリンを撒いて放火した挙げ句、自身も全身やけどを負った 青葉容疑者のやけどは90%。上の基準では確実に死ぬということになるが、 現代の医療水準ではそれでも生かすことが出来るということなのかも知れない。 きっと研究を目的とした最先端医療を受けたのだろう。

京アニ放火容疑者、全身90%の火傷で提供皮膚は被害者へ優先され、自己組織を培養した皮膚や人工皮膚だけで治療され学会で発表される見通し

研究レベルの最先端医療とまでは行かなくとも、 重症のやけどへの皮膚の自家培養はすでに実用されており、保険も適用されている。 1991年の段階よりさらに生還率が高くなっていると思われるので、自殺が目的なのであれば注意しよう。

自家培養表皮は、2007年10月、日本初の再生医療等製品として重症熱傷の患者様を対象に国から承認されました。更に、2009年1月より保険が適用されています。

自家培養表皮とは

日本での焼身自殺

過去にあった日式焼身自殺をまとめておきたい。

真理の友教会後追い焼身自殺

1986年のことなので、おれが2歳か3歳の時のことらしい。 真理の友教会(真理と書いて「みち」と読む)というカルト宗教で、教祖が病死した時に、 その周りでお世話をしていた神の花嫁たちが焼身自殺によって後追いした事件である。 闇が深すぎる。

1986年 真理の友教会「神の花嫁事件 女性信者7人は、なぜ焼身自殺を決行したのか!?

新宿焼身自殺事件

この前起こった首吊りの現場では過去2014年に、焼身自殺が起きている。

新宿の首吊り自殺について思うこと

男は、白内障で仕事を失い、家族に棄てられ、生活保護を使ってワンルームマンションに一人で住んでいた。 男が焼身自殺によって訴えていたのは集団的自衛権の反対だが、 そこまで深い思想があったとも思えないから、 政治的な思想を装って焼身自殺をする理由としたのではないかという考察が以下の記事ではなされている。

新宿焼身自殺事件の続報が出た

本人はまさか未遂に終わるとは思ってなかっただろう。

東海道新幹線火災事件

2015年のことらしいが、まるで記憶にない。

71歳のギャンブル好き借金まみれ老人が起こしたテロである。 新幹線の中でガソリンをかぶり、火をつけて自殺した。 52歳の女性が一人死亡、他にも重傷者が出ている。 迷惑な話だ。

東海道新幹線火災事件

このあと、 新幹線の手荷物検査が検討はされたものの 利便性を落とすとして見送られた。 その結果、2018年東海道新幹線車内殺傷事件 を防ぐことが出来なかった。

まぁガソリンやナタも怖いんだけど、 おっさんが靴を脱いで靴下がくっそ臭いのも、あれもテロだよね。

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