【商品レビュー】Logicool MX Master 2Sは最強のオフィス用マウスだが無線の弱さが唯一の欠点

今回は私が使ってるMX Master 2Sという普段遣い用高級マウスのレビューをします。

ゲーミングマウスには最近では2万円近いものもあって、全体的に高騰してる傾向にありますから、1万円ちょいというとゲーマーからするとふつうという印象ですが、一般的な感覚だと相当高い部類に入ると思います。なので、多くの人はネットでレビューを見たりして買うかどうかを決めていると思います。私はMX Masterについては初代から使っていて、これは2つ目ですから、MX Masterマスターとして有益な情報をシェア出来ると考えます。私はもはやMX Masterでなければ仕事出来ない人間になりました。

まず始めに、今回の話にはマウスの他にも色々なPC周辺器具が登場するので、それらの紹介も踏まえてまずは私とMX Masterとの出会いについて話します。

私が2回目の転職をした先は、とあるベンチャー企業でした。同僚はほぼ全員私の同世代で、自分と同世代にこんなに優秀な若者がいたなんてーと感動したものです。それまで、ロクにコードを書けないノロカスなどばかり見てきましたから、それは新鮮でした。そこで、使うマウスやキーボードなどを調達してもらったのですが、買ってもらったマウスが微妙に不良品で正しく動きませんでした。そこで、お古のMX Masterを譲ってもらったのがMX Masterとの出会いです。使ってみると非常に快適なマウスで気に入ったため、自宅用にも速攻で購入しました。

ノートPCスタンドという便利なものもそこで知りました。ノートPCスタンドというのは、ノートPCを横に置いて二枚目のディスプレイとして使いやすくするためのオフィス用具ですが、これもそこで譲ってもらって知りました。それまでは空き箱の上にノートPCを置いていました。やはり優秀な人は良い道具を使って効率を上げているのだなぁと感心したものです。当然、自宅用にも購入しました。私が使っているものはこれです。

話をMX Masterに戻すと、このマウスの良いところは、

  • 握りやすさ
  • スクロールホイールのフリースピン

です。握りやすさは個人の好みの問題かも知れませんが、私は20個近いゲーミングマウスを持っているマウスマニアです。それらに比べても、MX Masterは握りやすく、この形状のゲーミングマウスが出るなら買ってしまうのではないかと思うほどです。私の手は大きくも小さくもないふつうのサイズですから、ほとんどの人にとってこのマウスは握りやすいのではないかと思います。

フリースピンというのは、スクロールホイールを素早く回転させるとそのまま回り続けるというもので、これによって一回素早く回すだけでしばらく自動スクロールが出来るというものですが、もはやこれなしでは何も出来ないと思うようになってしまったほど便利です。プログラマなどというのは何でもかんでもめんどうなことはしたくないと思う性癖があり、ページの一番下に行くためにスクロール一回で行ける利便性は一度知ってしまうと離れられなくなります。普段のウェブサーフィンでもそうですし、ツイッターも捗ります。というのは冗談で、ソースコードを読む時などもキーボードに触らずとも一番上や一番下に素早く移動出来るのはなかなか強いです。

こうした優秀なPC用品に支えられた私の自宅環境がこれになります。240Hzのゲーミングディスプレイが正面にあり、その手前にキーボード(リアフォ)があります。正確にはパームレストも使っています。

使ってるパームレストはこれで、ふつうのものです。

キーボードについてはこちらで話しました。

HHKを10年使い続けたあとにRealforceに変えたら、Vimのモード切り替えをCtrl-Cでするようになった話 - テストステ論

図を見るとわかりますが、Macbook Proとディスプレイはhdmiケーブルで接続しています。hdmiケーブルは色々あって、ものによっては品質がよくないものもあるので悩ましいところでしょうから、私が使っているものを一応紹介しておきます。このケーブルは一日に何度も抜き差ししていますが、ずっと安定しています。

また、Macbook ProにはUSBの口がないのでアダプタを左に挿して、そこにUSBのマウス無線機を挿しています。

今回紹介するMX Master 2Sの弱点というのは、この無線のことになります。

私が通常、マウスを置く位置はキーボードの右横になります。この時、無線機とマウスとの距離は95cmになります。この状態だと、無線が不安定でマウスがきちんとトラッキングせず、かなりストレスです。これは、私が持っているやはり20枚近いマウスパッドに取り替えて試したりもしましたがどれも同じですから、センサーの問題ではなく、95cmも離れると無線通信が不安定になるということを意味しています。

従って、私は作業に集中したい時は仕方なく、キーボードの手前にマウスを置くというおかしなことをして、このマウスを使っています。

しかしこの置き方をしても、やはり不安定なことがあり、本当に安定させるにはキーボードの左端あたりに持っていくしかないです。この時は大体、55cmです。以上より私は、55cmならばこの無線は良好だが、70cmでは怪しくなり、95cmでは使い物にならないという評価をします。

ではこの55cmというのがどういう場合に満たされるかというと、Macbookを正面に置いて、マウスを右に置いている場合には余裕で満たされると思います。しかし、私のようにノートPCスタンドを使って無線機が遠くに離れていってしまっているケースなどは該当しません。従って、こういう使い方をするのであれば、注意が必要だといえます。この場合にももちろん、USB延長ケーブルを使うなどして無線機を近づけてくれば快適に無線通信が出来るものと思いますが、私は真ん中スタイルで妥協しています。

以上です。今回は、MX Master 2Sというマウスの購入を検討している方に向けて、商品レビューをしました。このマウスは非常に有名なマウスで、多くの人が素晴らしい素晴らしいと商品レビューを出しているので素晴らしいということはすぐに分かると思うのですが、一方で1万円以上の高い買い物となると欠点についても把握しておきたいと思うのがふつうだと思うので、そういう方の参考になれば幸いです。

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